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[船橋招待U-18大会]プレミア復帰、クラブユース日本一を狙う名古屋U18が東京Vユースを3-0撃破!6戦全勝で頂点に

ゲキサカ / 2017年4月6日 12時15分

前半30分、先制点を喜ぶ名古屋グランパスU18イレブン

[4.2 船橋招待U-18大会決勝リーグ 名古屋U18 3-0 東京Vユース 高瀬下水処理場上部運動広場]

 第22回船橋招待U-18サッカー大会は大会最終日の2日に決勝リーグを行い、名古屋グランパスU18対東京ヴェルディユース戦は10番MF杉浦文哉(新3年)の2ゴールの活躍などによって名古屋が3-0で快勝。決勝リーグの戦績を2戦2勝とした名古屋が優勝した。

 予選リーグでいずれもプレミアリーグ勢の市立船橋高を2-0、東福岡高を4-0で破っている名古屋の勢いは最後まで止まらなかった。今年、2年ぶりに監督復帰した高田哲也監督は「基本的にはリアクションではなく、自分達から奪いに行くというところを求めていた。あと、ここへ来るまでにスペイン遠征へ行っていて、同年代の選手たちとバチバチやった中で、彼らも今は自然にボールへ厳しく行けるようになってきた。体験の中でできるようになってきている」と頷いていた。

 今年の名古屋はU-17日本代表の右SB菅原由勢(新2年)や杉浦、FW杉田将宏(新3年)、CB青山夕祐(新3年)、CB藤井陽也(新2年)、MF成瀬竣平(新2年)ら年代別日本代表経験者がずらりと並ぶ強力な陣容。彼らが新チーム始動から特に求められている前線からの連動した守備、切り替えの速さを徹底し、スペイン遠征でさらにスピードと強度を増してきた。また、「(昨年、トップチームの監督に)風間さんが来られて個人戦術のところ、止める、蹴る、運ぶを意識しながら前を向くこととか、ゴールへ向かっていくという原則のところを再認識してもう一回意識してやろうよ、と」(高田監督)。攻守において何が必要かそれぞれが理解し、彼らはピッチで良く実践していた。加えて、今年はプレミアリーグから初めて降格し、プリンスリーグ東海に所属。その悔しさもエネルギーにしている名古屋が今大会、強さを示して頂点に立った。

 名古屋は前半2分、細かいパスワークから右SB菅原が左足でフィニッシュ。13分にも右サイドを連続のワンツーで打開した菅原がラストパスにまで持ち込む。名古屋はMF山本将太郎(新3年)とMF萩野滉大(新2年)がボールを配り、右サイドで菅原が攻撃性能の高さや運動量を発揮。加えて前線のFW松岡ジョナタン(新2年)や杉田の力強さもポイントに優勢に試合を運んだ。

 対する東京VはU-18日本代表の10番MF藤本寛也(新3年)がトップチーム帯同中のために不在だったが、永井秀樹新監督が「凄くサッカーが分かっている」と評する注目ルーキー、U-16日本代表MF山本理仁(新1年)が簡単に相手の逆を取ってボールを展開するなど一際目立つ存在に。彼やMF森田晃樹(新2年)、MF河田稜太(新3年)を中心にポゼッションを高めた東京Vは押し込む時間を大幅に増やす。そして、28分には左クロスのこぼれに反応した右SB杉澤亮悟(新3年)の右足シュートが枠を捉えた。

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