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「長い歴史の中で記憶に残るJAPANに」日本高校選抜が町野、三国ゴールでデュッセルドルフ国際開幕戦勝利!

ゲキサカ / 2017年4月14日 12時18分

前半7分、日本高校選抜はFW町野修斗のゴールで先制。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[4.13 デュッセルドルフ国際ユース大会予選リーグ 日本高校選抜 2-0 フォルトゥナ・デュッセルドルフ]

 第55回デュッセルドルフ国際ユース大会(ドイツ)が現地時間13日に開幕。第95回全国高校選手権の優秀選手中心に構成された日本高校選抜は開幕試合で地元のフォルトゥナ・デュッセルドルフと対戦し、FW町野修斗(履正社高3年)と右SB三国スティビアエブス(青森山田高→順天堂大)のゴールによって2-0で快勝した。日本高校選抜は現地時間15日にマインツ(ドイツ)、ザルツブルク(オーストリア)とそれぞれ戦う。

「(大会の)長い歴史の中で記憶に残るJAPANに」。黒田剛監督(青森山田高)の言葉でミーティングを締めて宿舎を出発した日本高校選抜は、日本の高校生サッカーの代表として臨む大会を白星でスタートした。

 日本の布陣は4-5-1システムでGKが廣末陸(青森山田高→FC東京)。4バックは右SB三国、CB橋本恭輔(青森山田高→新潟医療福祉大)、CB阿部海大(東福岡高3年)、左SB杉山弾斗(市立船橋高3年)。中盤は主将の住永翔(青森山田高→明治大)と金子大毅(市立船橋高→神奈川大)のダブルボランチで、右MF鳥海芳樹(桐光学園高→桐蔭横浜大)、左MF松本泰志(昌平高→広島)、トップ下が町野。1トップは安藤瑞季(長崎総科大附高3年)が務めた。

 立ち上がりは上手く試合に入ることができてなかった印象の日本高校選抜。細かいミスが続いてボールをキープすることができず、DFラインが下がってしまうと決定機も作られてしまう。25分ハーフのハイテンポの攻防戦でまず勢いづいたのは相手の方。だが、下級生FWの一撃が重い雰囲気を吹き飛ばす。7分、右サイドからボールを受けた町野がPA外側から右足一閃。本人も「最高っすね。気持ちよかった」という一撃がゴール右隅を破り、日本高校選抜に笑顔が弾けた。

 ファインショットで先制した日本高校選抜だが、乗り切れない。長めの芝に苦戦して連続のパスどころか、カウンターから1本目のパスでミスが起きてしまうようなシーンが続いてしまう。そして球際で軽いシーンも散見されたチームは相手の前線の選手にボールを収められるなど自陣へ押し込まれ、クロスを上げられたり、サイドを切り崩されてしまった。

 それでも阿部や橋本がゴール前でしっかりと蓋をして決定打を打たせなかった日本高校選抜は17分、住永のサイドチェンジから鳥海が上手く右サイドを抜け出してCKを獲得。その右CKを杉山が左足で入れると、ニアサイドの三国が頭で逆サイドのゴールへ流し込んで2-0とした。

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