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王者・ザルツブルクと0-0ドロー!無敗の日本高校選抜、決勝T進出へ前進!

ゲキサカ / 2017年4月16日 11時25分

日本高校選抜MF飯島陸がカットインから左足を振り抜く。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[4.15 デュッセルドルフ国際ユース大会予選リーグ 日本高校選抜 0-0 ザルツブルク]

 日本高校選抜、王者とドロー! 15日、日本高校選抜は第55回デュッセルドルフ国際ユース大会予選リーグ第3戦で大会2連覇中のザルツブルク(オーストリア)と対戦し、0-0で引き分けた。予選リーグ3試合を終えて2勝1分(全3試合無失点)の日本高校選抜は1試合消化試合の多い状況ではあるものの、GROUP 1で暫定首位。16日の予選リーグ最終戦で決勝トーナメント進出の2位以内を懸けて3位・ノアシュラン(デンマーク)と戦う。

 最低限のノルマは果たした。ザルツブルク戦開始の3時間半前まで行われていたマインツ戦を苦しみながらも1-0で勝利。2戦2勝とした日本高校選抜は絶対に負けないこと、そして3連勝を目指してザルツブルク戦に臨んだ。

 その中で結果は0-0ドロー。黒田剛監督(青森山田高)は「1回も負けていないチーム(日本高校選抜)との直接対決になってくるので、相手が闘志むき出しで来ることは大体見えているはずだし、そこで受けにならないようにというところと、失点をしなければいいのであわよくば1点取ってというところで、0-0の戦い方というコンセプトで言えば良かったと思う」と分析。もちろん満足はしていなかったが、強敵との2連戦を1勝1分で終えたことを前向きに捉えていた。

 日本高校選抜はマインツ戦から先発4人をチェンジ。GK山ノ井拓己(静岡学園高→福岡)とCB佐藤瑶大(駒澤大高→明治大)、FW飯島陸(前橋育英高3年)が今大会初めて先発し、FW町野修斗(履正社高3年)が2試合ぶりに先発復帰を果たした。4-5-1システムのGKが山ノ井で右SB三国スティビアエブス(青森山田高→順天堂大)、CBは佐藤と阿部海大(東福岡高3年)、左SB杉山弾斗(市立船橋高3年)。中盤は金子大毅(市立船橋高→神奈川大)と住永翔主将(青森山田高→明治大)のダブルボランチで右MFが飯島、左MFが鳥海芳樹(桐光学園高→桐蔭横浜大)、トップ下に町野、1トップは安藤瑞季(長崎総科大附高3年)が務めた。

 金子が「今までの相手と違って1タッチでポンポンと繋いできたり、結構嫌なポジションを取ったりしてきたんで捕まえるのが難しかったです」と説明したように、ボールをテンポよく動かすザルツブルクとの主導権争いに。連戦の影響もあったか、日本高校選抜はマインツ戦に比べると縦パスを入れられる回数や、ルーズボールを相手に拾われる回数も増えてしまっていた。

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