奇襲成功の岡山が4戦ぶり勝利…最後はGK櫛引のビッグセーブで山形を振り切る
ゲキサカ / 2017年4月23日 16時24分
[4.23 J2第9節 岡山2-1山形 Cスタ]
16位ファジアーノ岡山がホームで10位モンテディオ山形に2-1で競り勝った。岡山は4試合ぶりの白星で14位に浮上。敗れた山形は連勝が2でストップしたが、順位に変動はなかった。
3試合未勝利(1分2敗)の岡山は前節からスタメン1人を変更。FW塚川孝輝に代わり、右足関節捻挫で戦列を離れていたFW藤本佳希が4試合ぶりに先発復帰した。フォーメーションは3-4-2-1。これまで1トップを務めていたFW片山瑛一が1列下がり、藤本が最前線に入った。
一方、2連勝中の山形は先発2人を入れ替えた。DF瀬川和樹に代わってMF山田拓巳が今季初、MF中村駿に代わってMF風間宏希が4試合ぶりのスタメン。システムは岡山と同じ3-4-2-1で、2選手はそのまま同ポジションを務めた。
ミラーゲームで始まった一戦。岡山は藤本をターゲットとした攻撃が機能し、立ち上がりにペースを握った。
前半3分には右サイド深くで片山が粘ってキープし、右CKを獲得。同4分にキッカーのFW伊藤大介が助走をつけると、岡山は複数の選手がニアになだれ込み、マークを引き付ける。伊藤は空いた中央のスペースへ右足で低いクロスを送り、ファーポストから大きく回り込むように走っていたMF関戸健二が右足でシュート。残っていた相手DFにブロックされたが、DF喜山康平がこぼれ球に反応し、右足でゴール中央に蹴り込んだ。
トリックプレーで奇襲に成功した岡山だったが、その後は守勢の時間が続いた。山形は両ボランチを軸に中央とサイドを使い分けてショートパスを回し、ほぼハーフコートでゲームを進める。しかし、MF汰木康也、MF鈴木雄斗、MF本田拓也が迎えたシュートチャンスはいずれもPA外で、岡山の守備を崩し切るまでには至らなかった。
1-0で前半を折り返した岡山はハーフタイム明けに伊藤を下げ、塚川を投入する。山形は後半開始の交代こそなかったが、後半3分に右ウイングバックの鈴木が片山に倒されて右足首を負傷。同5分に左利きの瀬川をピッチへ送り、左ウイングバックだった山田が右に回った。
岡山は山形のアクシデントに付け込み、後半も立ち上がりにスコアを動かす。後半7分、左CK崩れから左サイドのMFパク・ヒョンジンが右足でクロスを送ると、中央の選手たちを越えたボールがファーへ。山形の瀬沼が大外から飛び込む塚川をケアしようとした際に右足で触ったボールがネットを揺らし、オウンゴールで岡山が2-0とした。
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