本田圭佑が4か月ぶり出場、ミラン指揮官が久々起用の理由を明かす

17試合ぶりのリーグ戦出場となった本田圭佑

[4.23 セリエA第33節 ミラン1-2エンポリ]

　ミランに所属するMF本田圭佑が、昨年12月12日のローマ戦以来、17試合ぶりにセリエAのピッチに立った。本田を久々に起用したビンチェンツォ・モンテッラ監督がその理由を明かした。クラブ公式サイトが伝えている。

　23日、セリエA第33節でホームにエンポリを迎えたミランは前半40分に先制を許すと、後半14分のPKのチャンスをMFスソが失敗。22分に追加点を決められ、2点ビハインドとなってしまうが、その5分後にFWジャンルカ・ラパドゥーラがエリア内から左足でゴール左に蹴り込み、1点差に迫った。

　ベンチスタートの本田は3枚目の交代カードで後半43分にピッチに入ると、スルーパスで好機を演出し、見せ場を作る。しかし、ミランは7分間取られたアディショナルタイムでも追いつくことができず、1-2で痛恨の敗戦を喫した。

　試合後、モンテッラ監督は本田の起用について、「ホンダは偉大なプロフェッショナルだ。私はスソが疲れているように見えた。だからケイスケなら違いを作ることができるだろうと思った。彼はチームの一員であることを証明してくれたね」と理由を説明した。

●欧州組完全ガイド
●セリエA2016-17特集