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Jリーグ全54クラブのグッズ販売、楽天のサポートにより一元化へ!!神戸との公平性は「全クラブ等距離」

ゲキサカ / 2017年4月25日 8時32分

契約締結で握手をかわすJリーグの村井満チェアマン(左)と楽天・三木谷浩史社長

 Jリーグは24日、楽天株式会社とJリーグオフィシャルECプラットホームパートナー契約を締結したことを発表した。今後は7月中旬をめどにJリーグオンラインストアをリニューアルし、Jリーグ全54クラブのEC(エレクトロニックコマース)を一手に引き受ける。

 Jリーグが楽天のノウハウを生かして、マーチャンダイジングのスムーズ化を進める。リニューアルがされると、EC業務にかかわるクラブ業務のほぼすべてを楽天が代行。物流発送から顧客サービスなどを楽天がサポートする。決済サービスも楽天のサービスを活用。楽天ポイントでの支払いも可能となる。ただし楽天IDを所有していなくてもサービスを受けることは可能になるという。

 同日会見が行われ、Jリーグの村井満チェアマンや、楽天の三木谷浩史社長らが出席。金額など今回の契約内容については非公開としたが、三木谷社長は「海外ではマーチャンダイジングをリーグが束ねることが潮流になっている。リーグが発展していくことでワクワクしている」と契約締結を喜んだ。

 今回の締結でクラブ収益の拡大にも期待がかかる。Jリーグによると、昨年のJ1優勝クラブとプロ野球の優勝球団の年間マーチャンダイジング売り上げ規模を比較した場合、約16倍の差があったとし、Jリーグマーケティング本部の出井宏明本部長は「プロ野球と競争しているわけではないが、これだけの差がある。まずは少しでも規模を拡大していきたい」と意気込んだ。

 楽天はJ1・ヴィッセル神戸の親会社でもある。公平性に関する疑問もあるが、これについて村井チェアマンは「十分に話をしている。今回のサービスは全クラブに等距離であることを明確にしている。これは三木谷さんサイドも十分にご理解していただいている」と強調。

 オフィシャルECプラットホームパートナーに楽天を選んだことについては、「三木谷さんは人が喜ぶ、感動するライブ型のエンターテイメントに関しての関心を非常に広く持っている。スポーツを通じて元気にしていくということのイマジネーションが他の誰よりも高いと感じた」と三木谷社長への信頼を語った。

(取材・文 児玉幸洋)

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