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柴崎が初のフル出場でリズム生むも…テネリフェは完封負けで6戦ぶり黒星

ゲキサカ / 2017年4月30日 1時30分

[4.29 リーガ・エスパニョーラ2部第36節 ムルシア1-0テネリフェ]

 リーガ・エスパニョーラ2部第35節が23日に開催され、MF柴崎岳が所属するテネリフェがムルシアのホームに乗り込み、0-1の完封負けを喫した。4試合ぶり、移籍後2度目となる先発出場を果たした柴崎は初めてフル出場したものの、得点に絡むことはできなかった。

 トップ下の位置に入った柴崎はシンプルなさばきで攻撃にリズムを生み出そうとするが、なかなか決定機を創出できない。すると前半20分、セットプレーの流れからムルシアに先制点を献上してしまい、テネリフェは1点を追い掛けることになった。同34分には柴崎が蹴り出したCKをDFヘルマン・サンチェスがヘディングで合わせるが、ジャストミートさせることができなかった。

 0-1とムルシアにリードされたまま後半を迎えると、テネリフェはDFアルベルト・ヒメネスに代えてMFラシッド・アイット・アトマンを投入。後半もトップ下の位置でプレーを続ける柴崎は積極的にボールに絡み、後半31分にムルシアに退場者が出て数的優位に立ってからは柴崎を経由した攻撃からゴールに迫る。

 後半38分、アトマンとのワンツーから柴崎がゴール前に進入したが、飛び出したGKに処理されてしまいシュートまで持ち込めない。さらに同44分には左サイドでボールを受けた柴崎のパスの流れから最後はFWスソがシュートを放つが枠を捉え切れず、同アディショナルタイムには柴崎自身がミドルレンジから狙うもGKの守備範囲に飛んでしまう。最後までテネリフェにゴールは生まれずに試合終了のホイッスルが吹かれ、0-1の完封負けで6試合ぶりの黒星を喫した。

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