[MOM2121]駒場DF高木晴(3年)_主将が失点取り返す豪快ヘッド!
ゲキサカ / 2017年5月23日 13時17分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.21 全国高校総体東京都予選1次予選2回戦 本郷高 1-4 駒場高 駒沢第2]
立ち上がりが悪く、先制点を許してしまった駒場高だったが、競り負けて失点シーンに絡んでしまったCB高木晴主将(3年)が自らのゴールで1点を取り返した。
前半20分、駒場はFW奥谷友哉(3年)の右CKから中央でマークを外した高木がヘディングシュート。抜群の高さから打ち込まれた一撃がゴールネットに突き刺さった。相手から警戒されていても、行けるという感覚を持っていたというセットプレーでの一撃。本人は「CK蹴った奥谷が凄くいいボールをくれたので、自分は合わせるだけでした」と謙遜していたが、マークの外し、タイミングの良い跳躍含めて完璧と言えるほどのゴールだった。
山下正人監督もビハインドを取り戻したゴールを賞賛。その高木は試合の中で相手のキーマンに対する対応を変えるなど守備面でも勝利に貢献した。前半は本郷高の大型FW西牟田冴(3年)に食いつきすぎていたが、それを修正。後半は少し距離を取って守ったことで例えボールが入っても簡単には次のプレーを出させなかった。
駒場は高木のゴールの後に3点を加えて4-1で逆転勝ち。中体連の浅間中出身の高木は自分が上手な選手だとは思っていないという。だからこそ、意識しているのは声でチームを引っ張ること。「GKを除いたら一番後ろにいるポジションなんで、どんどん声かけて、声絶やさないくらいにしたい。プレーで引っ張ることも大事なんですけど、これから自分もまだまだ上手くなっていかないといけないというのもあるんですけど、まずは声で引っ張っていかないといけない」。
チームは失点から立て直して快勝を収めたが、高木自身は全く満足はしていない。得点シーンを含めて、この日晴れやかな表情を見せたのはわずかだけだった。主将は「気を緩めてはいけない」という言葉通りに、気持ちを切り替えて、一戦一戦集中して激戦区・東京のトーナメントを勝ち上がる。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2017
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