宇佐美が代表合宿に“緊急参加”、クラブでは来季「10番のポジション」に挑戦
ゲキサカ / 2017年5月28日 22時39分
文字どおり飛んで来た。6月7日のキリンチャレンジ杯・シリア戦(味スタ)、同13日のW杯アジア最終予選・イラク戦(テヘラン)に臨む日本代表メンバー25人から漏れたFW宇佐美貴史(アウクスブルク)だったが、バックアップメンバーとして28日に千葉県内で始まった代表合宿に参加した。
同ポジションのFW乾貴士が右足首痛を抱えるためで、代表関係者は「乾がこのまま問題なければ宇佐美には戻ってもらうし、乾が厳しいとなればメンバーを差し替える」と説明。乾自身は合宿初日、ランニング中心ながらフルメニューを消化し、スパイクを履いてボールも蹴った。宇佐美の立ち位置は微妙だが、本人は努めて前向きだ。
「準備が求められているので、黙々といい準備をする期間にしたい。いいモチベーションでいることは確か」。合宿参加の連絡を受けたのは前日夜。自身は京都にいたというが、「『明日の昼までに(合宿地の)千葉に来い』と。代表というのは、来れることを光栄に思わないといけないもの。急に呼び出されようが、予定が飛ぼうが、ポジティブにやるだけ」と冗談交じりに笑顔で語った。
モチベーション高く合宿に入れたのはクラブ事情も関係があるようだ。4シーズンぶりのブンデスリーガ復帰を果たした今季はラスト4試合でベンチ外となるなど、11試合の出場(うち先発5試合)にとどまった。「苦しい1年だった」のは確かだが、帰国前にクラブ側から来季のポジション変更について話があったという。
「真ん中の10番のポジションでやってもらいたいという話だった。よりボールに触れるポジションでやったほうが自分の特徴も生きると。僕もそのつもりでいる」。今季のサイドハーフではなく、いわゆるトップ下に挑戦することに宇佐美自身も前向きだ。「ポジションが変われば、見える景色も変わる。来季に向けて、この合宿を一歩目にできればと思っている」と、本メンバーにも劣らない高いモチベーションで臨んでいる。
(取材・文 西山紘平)
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