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南野先発のザルツブルクがホーム最終節で勝利、史上初4年連続2冠へ弾み

ゲキサカ / 2017年5月29日 7時0分

MF南野拓実がフル出場で最終節の勝利に貢献した

 MF南野拓実の所属するザルツブルクは28日、オーストリア・ブンデスリーガ第36節でアルタッハと対戦し、1-0で競り勝った。ホームでの今季最終節で南野は2試合ぶりの先発復帰。2トップの一角としてフル出場し、勝利に貢献した。

 前節のオーストリア・ウィーン戦(3-2)から先発を9人入れ替えたザルツブルクが序盤からペースをつかむ。前半3分、MFヨシプ・ラドシェビッチの豪快なFKはGKがセーブ。同7分には、後方からのボールをPA内右のMFバロン・ベリシャが右足ボレーで合わせたが、これもGKにキャッチされた。

 攻め続けるザルツブルクが前半38分に均衡を破る。右サイドからベリシャが右足でFKを蹴り込むと、ゴール前のMFニコラ・ジボティッチがクリアミスし、オウンゴール。思わぬ形で先制に成功し、1-0で前半を折り返した。

 後半もザルツブルクが余裕を持って試合を運ぶ。後半12分、右サイドからのグラウンダーのクロスに南野がファーサイドから詰めたが、シュートはジャストミートせず。同37分にはカウンターから南野が左サイドを独走。PA内左に進入し、相手2人を引き付けて中央に折り返したが、ノーマークでパスを受けたFWディミトリ・オベルリンが足下におさめ切れず、決定機を逸してしまった。

 試合はそのまま1ー0で終了し、すでに4連覇を決めているザルツブルクがホームで有終の美を飾った。オーストリアで3シーズン目を迎えた南野は今季リーグ戦21試合に出場し、11ゴール3アシストを記録。今後は史上初となる4年連続国内2冠の偉業を懸け、6月1日のオーストリアカップ決勝でラピド・ウィーンと対戦する。
●欧州組完全ガイド

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