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中2日で4試合目で疲れ隠せず…延長死闘も惜敗U-20日本「疲れた中での精度を」

ゲキサカ / 2017年5月31日 1時9分

中2日で4試合目で疲れ隠せず…延長死闘も惜敗U-20日本「疲れた中での精度を」

[5.30 U-20W杯決勝T1回戦 U-20日本 0-1(延長) U-20ベネズエラ 大田]

 若きサムライブルーの挑戦は、決勝トーナメント1回戦で終わった。U-20W杯に参戦していたU-20日本代表はベネズエラに延長戦の末に0-1で敗れた。

 中2日で4試合目。20歳の若者たちとは言え、疲労の色は隠せなかった。MF堂安律のFKがクロスバーを叩くなど、出足の良さを見せていた日本だったが、後半20分あたりから足が止まり始める。何とか耐えて延長戦までもつれ込んだが、セットプレー一発にやられた。

 一方のベネズエラはグループリーグ最終戦から中3日。先制点を奪ったあとも積極的な選手交代で時間を使うなど、試合巧者ぶりも見せていた。

 今大会はエースと期待されたFW小川航基が2戦目のウルグアイ戦で左膝前十字靱帯を断裂。最前線で起点になる選手を失ったことで、戦い方を根本から変えざるを得ない状況になった。ベネズエラ戦でも最終盤、パワープレーを試みようとしても本来はCBのDF板倉滉を前線に投入するしか選択肢がない。1点ビハインドで投入されたFW田川亨介は相手の脅威になることはほとんどなかった。

 ただ勝てなかった試合だったかというと決してそうではなく、日本にも勝機は十分にあった。「残念ですね」と第一声で話した内山篤監督も疲労困ぱいの様子。「選手はここまでの過程も含めよく頑張ってくれた。何とかいい時間も出来たが残念。ゲームコントロールも含めて世界にこないと分からない。今日みたいに疲れた中での精度を上げていってほしい」とイレブンの成長に期待を寄せていた。
●U-20W杯韓国2017特集ページ

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