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アジアの壁厚く…世界挑戦目指した鹿島、広州パウリーニョの2戦連発弾に沈む

ゲキサカ / 2017年5月30日 21時9分

広州恒大MFパウリーニョの一撃に屈した鹿島

[5.30 ACL決勝T1回戦第2戦 鹿島2-1広州恒大 カシマ]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦第2戦が30日に行われた。鹿島アントラーズはホームで広州恒大(中国)と対戦し、2-1で勝利。2試合合計2-2としたが、アウェーゴールの差によりベスト16敗退が決まった。

 鹿島は23日に敵地で行われた第1戦(0-1)から先発5人を変更。DF植田直通、DF西大伍、MF小笠原満男、FWペドロ・ジュニオール、FW鈴木優磨がスタメン起用され、P・ジュニオールと鈴木が2トップを組む4-4-2で臨んだ。

 2008年以来9年ぶりのベスト8進出には2点差以上の勝利が必要な鹿島。開始から積極的に相手ゴールへ迫ると、前半18分にP・ジュニオールがMF土居聖真とのパス交換からPA内中央で右足のシュートに持ち込むが、相手GKにセーブされた。

 前半25分にはPA手前中央の土居がヒールパスで鈴木とスイッチし、ゴールを視界にとらえた鈴木が右足でシュートを打つが、わずかにゴール右外へ。それでも鹿島は同28分にスコアを動かした。

 敵陣の左側でボールを持ったP・ジュニオールが強引なドリブルで右へ持ち出すと、PA手前やや右から右足を一閃。打った瞬間に入ると分かるような無回転シュートがゴール左上に突き刺さり、先制ゴールを奪った。

 2試合合計1-1とした鹿島はさらに前半41分、右サイドでMFレアンドロのパスを受けた西が右足でクロスを供給。大外からPA内中央に飛び込んだ土居が右足で合わせるも、枠をとらえられず、前半はこのまま終了した。

 後半も好調のP・ジュニオールを中心に追加点を狙う鹿島だったが、広州恒大に一瞬の隙を突かれてしまう。後半10分、右サイド深くからDFワン・シャンユエンがロングスローを送り、ニアのFWガオ・リンがヘッドでそらすと、その奥で反応したFWアランが右足でシュート。右ポストに当たるが、跳ね返りをMFパウリーニョが左足で押し込み、2試合合計2-1と勝ち越しに成功した。

 パウリーニョは第1戦に続き、鹿島を相手に2試合連続得点。鹿島はブラジル代表MFに許したアウェーゴールにより、さらに2点が必要な状況に追い込まれてしまった。

 鹿島は後半15分にレアンドロを下げ、MF金崎夢生を投入。今大会4ゴールを挙げている鈴木が中盤の右サイドに回り、2トップを金崎とP・ジュニオールのコンビに変えて打開を図った。

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