群馬は4連勝ならず…“ドロー地獄”抜けた徳島、2発快勝で6試合ぶり勝利
ゲキサカ / 2017年6月3日 21時18分
[6.3 J2第17節 群馬0-2徳島 正田スタ]
J2リーグは3日、第17節を行い、9位徳島ヴォルティスは敵地で20位ザスパクサツ群馬と対戦し、2-0で勝利した。4試合連続ドローだった徳島は6試合ぶりの白星。群馬の連勝は3でストップし、4試合ぶりに黒星を喫した。
強風の中で行われた一戦。前半風上に立った徳島は11分、FW山崎凌吾が右サイドから中に切れ込み、FW渡大生が落としたボールをPA手前から左足ミドルで狙ったが、GK清水慶記が落ち着いてセーブした。
群馬も徐々に流れを引き寄せ、前半20分、右コーナー付近からMF高橋駿太が右足でクロスを蹴り上げ、ニアサイドのFWカン・スイルが強烈なヘディングシュート。これはGK長谷川徹のファインセーブに阻まれ、FW高井和馬がこぼれ球を左足で叩いたシュートも相手DFにブロックされ、スコアレスで前半を折り返した。
後半立ち上がりは徳島が波状攻撃で押し込み、同11分、スローインの流れからPA内右の山崎がマイナスに折り返し、MF前川大河が右足を振り抜いたが、強烈なシュートは右ポストを直撃。それでも後半18分、徳島が試合を動かした。
MF岩尾憲がセンターサークル付近から絶妙なロングフィードを送ると、ディフェンスラインの裏に走り込んだ渡がトラップで収め、右足ミドルシュート。2試合連続となる今季9得点目を流し込み、先制に成功した。
群馬は後半43分、高橋が右サイドの深い位置からクロスを入れ、山岸がヘディングで叩いたが、同点弾とはならない。すると、試合終了間際の後半アディショナルタイム3分に徳島が追加点。DFヴァシリェヴィッチがヘディングで前線に送ったロングボールを山崎が絶妙なトラップで収め、GKとの1対1から左足で押し込んだ。山崎の3試合ぶり今季2得点目で突き放した徳島が2-0で勝利し、6試合ぶりとなる白星を飾った。
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