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大宮、伊藤新監督のリーグ戦初陣はドロー発進…鳥栖先制も江坂弾で追いつく

ゲキサカ / 2017年6月4日 21時13分

大宮VS鳥栖はドロー決着となった

[6.4 J1第14節 大宮1-1鳥栖 NACK]

 J1リーグは4日、第14節を行い、大宮アルディージャはホームでサガン鳥栖と対戦し、1-1で引き分けた。伊藤彰新監督のリーグ戦初陣となった大宮はドロー発進。勝ち点8で並んだ新潟を得失点差で上回り、3試合ぶりに最下位を脱出した。

 大宮は伊藤新監督の初陣となった5月31日のルヴァン杯磐田戦(2-1)から先発3人を変更し、GK松井謙弥、DF和田拓也、FW清水慎太郎がスタメンに入った。昨季、川崎Fから加入した松井はこれが加入後初先発。磐田戦で一発退場となったMF大前元紀が出場停止となり、清水は6試合ぶりの先発復帰。渋谷洋樹前監督の4-4-2からシステムを変更し、MF長谷川アーリアジャスールをアンカーに据えた4-3-3で臨んだ。
 鳥栖はルヴァン杯甲府戦(3-2)から先発9人を入れ替え、前節の札幌戦(1-0)と同じ先発メンバーが名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 新体制の大宮は攻守の切り替え早く、厚みのある攻撃を仕掛け、前半2分、MF横谷繁が右のスペースに展開し、MF岩上祐三の折り返しに走り込んだ横谷が右足ミドルを放ったが、GK権田修一がセーブし、先制点とはならなかった。

 すると、鳥栖が前半17分に試合を動かした。左サイドの敵陣深い位置からMF原川力が右足で蹴り上げたFKをファーサイドのFW趙東建がヘディングで押し込み、先制のゴールネットを揺らした。

 大宮は前半23分、DF吉田豊のクリアミスを拾った岩上が持ち上がり、右45度の位置から右足ミドルも、GK権田の正面を突いた。攻撃時は3バックに変更して攻勢を強め、前半アディショナルタイム2分にはDF和田拓也の左クロスから横谷がヘディングシュート。決定的な形だったがGK権田が落ち着いてキャッチし、チャンスを生かせなかった。

 0-1で折り返した後半開始と同時に大宮は交代カードを切り、長谷川を下げてMF大山啓輔を投入。大山はアンカーの位置に入った。鳥栖もチャンスをつくり、MF鎌田大地がドリブル突破から絶妙なスルーパス。吉田が左サイドのゴールライン際から上げたクロスはDFに当たり、福田がこぼれ球を右足で叩いたが、枠を捉えられなかった。

 大宮は後半12分、横谷がDFラインの裏にパスを送り、素早く抜け出した清水が決定機を迎えたが、シュートは決め切れない。後半14分に2枚目の交代カードを切り、DF奥井諒に代えてMFマテウスをピッチに送り込んで攻勢を強め、後半28分、ついに同点に追いついた。 

 左サイドから岩上がロングスローを入れ、相手に跳ね返されたボールを再び岩上が収め、左サイドの深い位置から蹴り上げると、ニアサイドの清水が頭でそらし、FW江坂任が渾身のヘディングシュート。江坂の7試合ぶり今季2得点目で試合を振り出しに戻した。

 後半29分、鳥栖も最初の交代枠を使い、趙を下げてFWビクトル・イバルボを投入。大宮は後半32分、清水を下げてFW瀬川祐輔を投入し、交代枠を使い切った。最後までゴールを目指したが互いに決勝点は奪えず、1-1のドロー決着。鳥栖は今季初の連勝とはならなかった。

(取材・文 佐藤亜希子)
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