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阿部の4戦連発は幻に…横浜FMが好調の川崎Fを下し神奈川ダービー制す

ゲキサカ / 2017年6月4日 19時1分

横浜FMのMF齋藤学がドリブル突破を仕掛ける

[6.4 J1第14節 横浜FM2-0川崎F 日産ス]

 J1リーグは4日、第14節を行い、日産スタジアムでは横浜F・マリノスが川崎フロンターレを2-0で下し、今季3度目の2連勝を飾った。3試合連続完封勝利中だった川崎Fはリーグ戦の連勝が3でストップ。ACLを含めた公式戦連勝も6で止まり、公式戦7試合ぶりの黒星を喫した。

 横浜FMは前節・清水戦(3-1)から先発3人を変更。清水戦で2ゴールのFWウーゴ・ヴィエイラが6試合ぶり、故障明けのMF齋藤学も2試合ぶりの先発となり、左下腿肉離れで長期離脱していたMF中町公祐も4月1日のC大阪戦(0-2)以来、9試合ぶりの復帰を果たした。
 ACLで準々決勝進出を決めるなど公式戦6連勝中の川崎Fは5月30日のACLムアントン・ユナイテッド戦(4-1)から先発1人を変更。DF谷口彰悟が公式戦2試合ぶりに先発した。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合は一進一退の攻防が続き、互いにシュートの少ない膠着した展開となった。川崎Fは前半20分、MF中村憲剛がしびれを切らしたかのように右足ミドルを放つが、GK飯倉大樹がキャッチ。パスをつないでボールポゼッションを高めるが、横浜FMの守備を崩すことはできず、なかなかフィニッシュに持ち込めないまま前半の45分間を終えた。

 すると、スコアレスで折り返した後半立ち上がりの8分に横浜FMが均衡を破る。右サイドからMF天野純が左足で逆サイドへクロス。MFマルティノスが滑り込みながら左足ワンタッチで折り返し、ウーゴ・ヴィエイラが左足ボレーでゴール右隅に蹴り込んだ。

 1点を追う展開となった川崎Fは直後の後半9分に2人を同時交代。DF田坂祐介とMF長谷川竜也を下げ、DF登里享平とFWハイネルを投入した。システムも3バックに変更。登里とハイネルが左右のウイングバックに入り、FW小林悠、MF阿部浩之、MF家長昭博が前線の3枚を形成した。

 後半19分、ハイネルが右足の強烈なミドルシュートを放つが、GKが触ってCKになる。同35分にはPA内左から登里がゴール前に折り返し、阿部が胸で押し込んだが、オフサイドの判定。阿部の4試合連続ゴールは幻となり、直後にMF狩野健太と交代した。

 横浜FMは後半38分に最初のカードを切り、先制点のウーゴ・ヴィエイラに代えてFW富樫敬真を投入。すると直後の39分、カウンターから浮き球をマルティノスがつなぎ、PA内に走り込んだ富樫が右足のチップキックでGKの頭上を抜き、ゴールネットを揺らした。

 富樫の12試合ぶり今季2得点目で2-0とリードを広げた横浜FM。対する川崎Fは試合終了間際の後半44分、中村のシュートがPA内でブロックしたDF金井貢史の手に当たったとしてハンドをアピールするが、ダニエル・ステファスキ主審らポーランドの審判団はこれを認めず、神奈川ダービーは横浜FMが2-0の完封勝利で制した。

(取材・文 西山紘平)
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