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[関東2部]東京学芸大FW岸が開始約50秒弾!中央大は1点遠く、初黒星に続く2連敗

ゲキサカ / 2017年6月5日 22時7分

開始直後の先制点を喜んだ東京学芸大

[6.4 関東大学2部L第8節 中央大0-1東京学芸大 中央大多摩C]

 第91回関東大学2部リーグ第8節の2日目が5日に行われた。中大多摩キャンパスサッカー場の第1試合では6位の東京学芸大が3位の中央大に1-0で勝利した。試合開始直後に先制し、そのまま逃げ切りに成功すると今季3勝目を獲得。順位を5位へ一つ上げた。

 開始約50秒に東学大が試合を動かす。ボールを持った中大がGK飯吉将通(1年=新潟西高)まで戻すと、すかさずFW岸寛太(4年=FC東京U-18)がチェイシング。慌てた飯吉がクリアしようとするが間に合わず、カットした岸が無人のゴールに流し込んだ。

 主導権を握った東学大は、前線の岸、FW色摩雄貴(2年=鹿島ユース)を中心に猛プレスを仕掛け、中大の動きを封じていく。一方、中大は最前線のFW野口竜彦(2年=前橋育英高)がボールを持つと、自ら仕掛けて局面を打開。前半12分の強烈な左足シュートは得点には結びつかないが、このチャンスから落ち着きを取り戻していった。

 中大は前半19分にMF石井光(4年=青森山田高)が左足ミドルを放ち、同21分には今季初先発のルーキーMF大久保智明(1年=東京Vユース)が左サイド突破からチャンスをつくる。失点のショックから完全に立ち直ったが、同26分にはDF金子理史(4年=八千代高)の左サイド深い位置からのクロスは誰にも合わず、1点を取り返すことができない。

 前半41分、先制点を奪った岸が再び躍動する。左サイドからドリブル突破を仕掛けると、中央へのクロスはMF宮地裕二郎(2年=大分U-18)には合わず。1分後にはゴール前で岸が再びボールを持つが、右足シュートは中大守備陣のブロックに遭った。

 サイドから攻撃を組み立てる中大と、その裏を狙い追加点を目指す東学大。1-0で東学大がリードのまま前半を折り返すと、後半12分に再び決定機が訪れる。

 東学大は岸の中央突破から、パスを受けた色摩がペナルティーアーク付近で倒されFKを獲得。色摩のキックはGK飯吉が弾くも、再び波状攻撃でゴールに迫る。あわやゴールというところだったが、DF渡辺剛(3年=山梨学院高)にクリアされ、東学大は追加点の決定機を逸した。

 同点弾を狙う中大は、後半13分に大久保に代えてFW寺村介(4年=星稜高)を投入する。同24分、左サイドの寺村が中央へ切り込みPA手前から右足シュート。同31分には再び寺村が、後半27分から交代出場のDF縄靖也(2年=仙台ユース)との連係から左サイドを猛スピードで突破しチャンスをつくる。寺村投入によって、中大がリズムをつかみ始めた。

 後半アディショナルタイム3分過ぎ、中大は石井がPA手前右側で倒され、ラストチャンスのFKを獲得する。キッカー・寺村が振り切った右足シュートは、壁の右横を抜けて左回転しながらゴールネットを揺らすが、刺さったのは枠外のサイドネット。1点が遠く、0-1で敗れ2連敗を喫した。

 前節・国士舘大に1-2で敗れた東学大は2試合ぶりの白星獲得。檜山康監督は「先制したことでさらに思惑通りに試合を運べた。きわどい部分もあったが、ラッキーもあって入らなくてよかった。後期にポジティブな目標を立てられるように、前期残り試合を大事に戦っていきます」と安堵の表情を浮かべつつ、前期残り3試合に向けて気を引き締めた。
(取材・文 石川祐介)●第91回関東大学1部L特集

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