UAE戦で機能した4-3-3がシリア戦でハマらなかったのはなぜ?酒井宏樹の考えは…
ゲキサカ / 2017年6月8日 3時27分
[6.7 キリンチャレンジ杯 日本1-1シリア 味スタ]
3月23日のUAE戦(2-0)に続いて採用された4-3-3システムが機能しなかったことについて、右サイドバックでフル出場した日本代表DF酒井宏樹(マルセイユ)は「今日は全体が難しかった」と振り返った。
うまくいかなかった理由について酒井宏が最初に挙げたのは、プレスのかけどころだ。ハリルホジッチ監督からは「できれば高い位置からプレスをかけるように」と指示されていたというが、「ピッチの中で判断すべき僕らがどこからプレスをかけるのか、迷ってしまった。センターバックにプレスをかけに行って外され、数的不利になるなど、うまくいかなかった」と反省した。
UAE戦のときは相手が攻撃的に来たことで、日本はリトリートした状態からボールを奪い、ショートカウンターを仕掛けるという戦いがうまくいった。だが、この日のシリア戦は日本がボールを保持する展開。「ビルドアップのときは、まだ僕らも形を作り切れていない」と課題を挙げる。
右サイドでコンビを組むFW久保裕也との距離感も良くなかった。「(久保)裕也にパスが入ったときにサポートがなくて、何でもないパスが危ないパスになってしまった。今回は個人技で打開してくれたけど、強いチームなら危ない」と警鐘を鳴らした。
試合全般としては、イラク戦に向けて選手同士の考えをすり合わせることに意識が向かいすぎ、慎重になりすぎたきらいがあるのだという。後半立ち上がりの失点にも「集中の差だった」と、チームとしての反省を口にすると、「距離感が良くなかったので、そこは修正しなくちゃいけなかった。でも、後半はどんどん選手が代わり、修正できたという感覚がないまま試合が終わった」と、最後まで歯切れが悪かった。
(取材・文 矢内由美子)
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