ドイツ2年目、ロシアW杯へ決意新た…浅野拓磨「日本代表に必要とされる選手に」
ゲキサカ / 2017年6月30日 13時9分
代名詞の“ジャガーポーズ”が海を渡った。初の海外挑戦となったドイツで1年目のシーズンを戦い終えたFW浅野拓磨。リーグ戦26試合に出場し、シュツットガルトの2部優勝と1部昇格に貢献した。また、海外組の一員としてハリルジャパンに定着し、持ち味を発揮しながら熾烈な定位置争いに挑む。ドイツで迎える2年目のシーズン、そして1年後のロシアW杯へ、決意新たに次の扉を開く。
欲を言えば一番前の
ポジションで試合に出たい
――シュツットガルトで16-17シーズンを戦い終えて、4ゴール4アシストという結果をどのように受け止めていますか?
「出場機会は得られましたが、納得できる試合は少ないですし、満足のいくシーズンではなかったです。この数字には全然納得していません。フィニッシュの精度という部分は、自分が日本でプレーしていた頃からずっと抱えてきた課題です」
――毎試合のようにチームメイトからいい形でボールを受けるシーンがありました。
「前線の(シモン・)テロッデや(カルロス・)マネといい連携が築けました。だからこそもっと結果を出さなきゃいけなかった。監督がよく『浅野の走りを見ろ』とチームメイトに言ってくれるので、みんなが僕の動きを意識してくれている。チームとして、僕の動き出しをひとつのオプションにしてくれています」
――シュツットガルトでは左右ウイングやシャドーの位置でプレーする機会が多かったですが、ポジションにこだわりはありますか?
「欲を言えば一番前のポジションで試合に出たいという気持ちはあります。移籍直後にツートップの一角で出ましたが、慣れていなかった頃でなかなかフィットしなかった。(出場)3試合目からはずっとサイドでした。サイドでいうなら右よりも左のほうがいいイメージはある。でも、言うほど変わらないですね。どの位置でも試合に出られる選手でありたいのでいい経験になりました。ただ、シーズンを通していろんなポジションをやったことで、一番やりたいのはトップだと改めて感じました」
――第28節のカールスーエ戦では初のドッペルパック(1試合2得点)を達成しました。
「カールスーエ戦は2試合とも点を決めましたが、どちらも個人的にその試合までの流れは悪かったんです。調子がよくなかったり、試合に出られなかったりして。それでも、前半戦(第11節)は試合前に監督とふたりで話をして、『やってくれ』と言われた直後に移籍後初ゴールを決めることができた。後半戦(第28節)でも、試合前にテロッデが『またお前の時代がくる』と勇気づけてくれた。点を決めたいと強く思った大事な試合で決めることができて、チームメイトのみんなも一緒になって喜んでくれました」
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
【ブンデスリーガ日本人選手】伊藤vs長谷部の日本人対決は伊藤のシュツットガルトに軍配! フライブルク堂安は今季7点目をマーク
超ワールドサッカー / 2024年4月15日 7時30分
-
遠藤の両親が「航」に込めた願い デビュー後は苦悩も…リバプール移籍で実現“最高の親孝行”【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年4月13日 7時10分
-
遠藤航がリヴァプールで不可欠な存在になるまで。恩師が導いた2つのターニングポイントと原点
REAL SPORTS / 2024年4月11日 2時33分
-
U-23日本代表 U23アジア杯メンバー発表 大岩剛監督会見要旨
ゲキサカ / 2024年4月4日 18時9分
-
U-23日本代表 国際親善試合メンバー発表 大岩剛監督会見要旨
ゲキサカ / 2024年4月1日 7時9分
ランキング
-
1大敗の吉井監督「交代のタイミング間違えた」 8失点炎上の二保に謝罪「恥かかせた」
Full-Count / 2024年4月24日 21時36分
-
2大谷翔平が「人生の中でトップクラス」と自画自賛 前夜の191キロ衝撃弾を自ら解説
スポーツ報知 / 2024年4月25日 8時32分
-
3大谷、たった26試合でド軍歴代トップ3を独占 止まらない弾丸ライナー、1位&3位記録を2日で樹立
THE ANSWER / 2024年4月25日 11時12分
-
4横浜FM、クラブ史上初のACL決勝進出が決定 数的不利も蔚山とのPK戦“死闘”制す
FOOTBALL ZONE / 2024年4月24日 21時53分
-
5阿部巨人「特別バント練習」は恐怖の警告…大城が犠打連続失敗で監督激怒→スタメン剥奪
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月25日 11時10分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください