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ユニバ代表、木戸選出の理由や離脱中の重廣の状況は?今月中旬の合宿で最終判断へ

ゲキサカ / 2017年7月5日 22時50分

デンチャレ時の全日本大学選抜

 第29回ユニバーシアード競技大会・台北大会を戦うユニバーシアード日本代表が4日に発表された。負傷離脱中の京都内定MF重廣卓也(阪南大4年=広島皆実高)とFW木戸皓貴(明治大4年=東福岡高)が招集され、守備の安定を図るために中盤を一人減らし、DF坂圭祐(順天堂大4年=四日市中央工高)とDF岩崎尚将(桃山学院大4年=九州国際大付高)が新たに加わった。

 “復帰”に望みをかけての選出だ。重廣は左足首骨挫傷など重度の捻挫で離脱中。復帰時期は早くて8月の見込み。8月19日に開幕するユニバへは極めて微妙な状況にある。また左膝前十字靭帯損傷から今年5月に復帰も、再離脱している木戸は、総理大臣杯予選(アミノバイタルカップ)を欠場し、リハビリに励んでいる状況。本大会へは問題ないようだが、試合勘の部分が心配される。

 今月中旬に予定されている同代表の合宿には、離脱中の両名も参加予定。その先は大会最終エントリーの7月19日までに、メンバーの入れ替えを含めた最終決断をしていくことになるという。間に合わないと判断された場合には、バックアップのMF渡邉新太(流通経済大4年=新潟U-18)、MF米田隼也(順天堂大4年=静岡学園高)、MF戸嶋祥郎(筑波大4年=市立浦和高)、MF西澤健太(筑波大3年=清水ユース)から招集される。

 同代表を率いる宮崎純一監督は「基本的にはこのメンバーでやっていきたい」と前置きしつつ、「(最終エントリーの)7月19日の前に一度合宿があるので、バックアップの選手も含めて状況を見て、重廣も木戸にも合宿には参加してもらい、二人と話をして、様子をみながら最終的にチェックしたい」と見通しを語った。立ち上げ当初から主将を務めてきた重廣の状態がもっとも気になるところといえるだろう。

 一昨年の夏は右膝前十字靭帯損傷を負い、昨夏は左膝前十字靭帯損傷と二年連続で大怪我に見舞われた木戸。同代表の前身である全日本大学選抜へ招集されるタイミングがなかなかなかったが、故障を抱える身ながらも本番で呼ばれることになった。

 選出理由について指揮官は「去年の総理大臣杯を見て、際(きわ)の際で暑いなかでの試合が続くなか、チームの信頼を集められる存在感があった。得点も強みなんですが、彼が取らなくても彼の周りの選手に点を取らせることができるという能力にかけたという感じです」と説明。

「今の時点で元気な選手もいますが、ユニバーシアードは特殊な環境。最後の最後まで気持ちを切らせずに点を取ってやるという選手は必要だと思いますし、1か月でなんとかしてくれると期待しての選考です」と語った。

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