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トラップがトラップミスで退場…トッテナムがエリクセンの豪快ミドルなどで10人パリSGを撃破

ゲキサカ / 2017年7月23日 11時23分

ケビン・トラップはトラップミスからハンドで退場に

[7.22 ICC パリSG 2-4 トッテナム]

 インターナショナルチャレンジ杯のアメリカラウンドが22日に行われ、トッテナム(イングランド)がパリSG(フランス)に4-2で勝利した。

 今季フランス王者奪回を狙うパリSGは、FWエジソン・カバーニやDFマルキーニョス、新加入のDFダニエウ・アウベスを先発起用。対するトッテナムは、MFクリスティアン・エリクセンやMFエリック・ダイアーらがスターティングメンバーに名を連ねた。

 試合は開始早々に動く。パリSGは前半6分、DFレイバン・クルザワのパスをハーフェーライン付近で受けたMFアドリアン・ラビオがファーストタッチで最終ラインの背後へ抜け出し、ドリブルで攻め上がる。PA左手前から中央へ送ったパスをカバーニが右足ダイレクトでゴールネットに突き刺し、パリSGが先制点を挙げた。

 だが、昨季プレミアリーグ2位のトッテナムがすぐさま同点に追いつく。前半11分、MFケビン・エンクドゥのパスを受けたエリクセンが右足一閃。目の覚めるような強烈なミドルシュートがゴール右に決まり、試合を振り出しに戻す。さらに18分、相手のバックパスに詰めたダイアーにGKケビン・トラップのクリアボールが当たってゴールに吸い込まれ、2-1と逆転に成功した。

 給水タイムで切り替えたパリSGは後半36分、ラビオからの絶妙なスルーパスを受けたMFハビエル・パストーレが冷静に相手DFをかわして右足でゴール右に沈め、2-2で前半を終えた。だが、後半開始早々にトッテナムのDFトビー・アルデルワイレルトのロングフィードにPA外まで飛び出したGKトラップがトラップミスからハンド。主審がレッドカードを提示し、GKトラップは退場となった。

 数的優位に立ったトッテナムはなかなか追加点を奪えないでいたが、後半37分に華麗なパスワークで左右に揺さぶり、MFビクター・ワニャマのパスを受けたアルデルワイレルトが強烈なミドルシュートを突き刺し、3-2。勝ち越しに成功すると、終了間際の41分にはマルキーニョスのハンドによりPKを獲得し、FWハリー・ケインが冷静に決め、4-2でトッテナムが勝利した。

●プレミアリーグ2017-18特集

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