両エース連発の熱戦は帝京三が岡山学芸館に逆転勝ち、出場4大会連続の16強

帝京三はFW亀屋光二の1ゴール1アシストで逆転勝ち(写真協力=高校サッカー年鑑)

[7.30 全国高校総体2回戦 帝京三高2-1岡山学芸館高 松島フットボールセンターピッチ1]

　平成29年度全国高校総体「はばたけ世界へ 南東北総体2017」サッカー競技(宮城)は30日、各地で2回戦を行った。松島フットボールセンターピッチ1の第2試合では帝京三高(山梨)が岡山学芸館高(岡山)と対戦。2-1の逆転勝利をおさめた。

　先制したのは岡山学芸館だった。前半17分、左サイドからドリブルで仕掛けたMF前田光輝(2年)の折り返しをFW川西真斗(3年)が右足でシュート。1回戦の初芝橋本戦(2-0)でも2ゴールを決めた川西の2試合連続ゴールでリードを奪ったが、帝京三もすぐさま同点に追いついた。

　前半26分、帝京三はMF堀川直人(3年)のシュートのこぼれ球をFW亀屋光二(2年)が右足で押し込み、1-1。1回戦の那覇西戦(3-2)で2ゴールの亀屋が2戦連発となる同点弾を決め、試合を振り出しに戻した。

　その後も一進一退の攻防が続いたが、帝京三は後半29分に亀屋のラストパスから堀川が右足ダイレクトで勝ち越しゴール。2-1と逆転に成功し、そのまま逃げ切った。

　2年ぶり10回目の全国総体出場となる帝京三は出場4大会連続の16強入り。過去最高のベスト8を目指し、明日31日の3回戦で日大藤沢高(神奈川)と対戦する。
●【特設】高校総体2017