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印象的な働きで日本一貢献のDF加藤「後半の苦しい時に、もうひと踏ん張りできるような力を」

ゲキサカ / 2017年8月5日 6時11分

流通経済大柏高DF加藤蓮。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.4 総体決勝 流通経済大柏高 1-0 日大藤沢高 ユアスタ]

 苦しい戦いを制しての全国制覇。流通経済大柏高のDF加藤蓮(3年)は今大会、印象的な活躍を見せた一人だ。

 3回戦の市立長野高戦で攻撃力を遺憾なく発揮して本田裕一郎監督の評価を高め、準々決勝の長崎総合科学大附高戦では0-1の展開からチームを救うPKを獲得するなど、スピードをあるドリブルで存在感を放ってきた。

 前橋育英高との準決勝ではマンマークの役割も全う。そのDFは「今まで苦しい練習とか3年間たくさんしてきて、そういう中で自分らの代でこうして結果を出せたことは今までやってきたことが報われたかなと思います」と素直に優勝を喜んだ。

 右SBとして先発し、後半はマンマークする役割を担った準決勝から役割が変わり、決勝では長崎総科大附戦と同じく、右SHとして先発。立ち上がりこそ押し込んだ流通経済大柏だったが、日大藤沢高に押し返され、波に乗れないまま前半の35分間を終えてしまう。加藤は強気に仕掛けるシーンもあったが、効果的な活躍ができないままハーフタイムに交代。決勝に関しては課題と悔しさが残ったという。

「準々決勝くらいまでは自分の良さをアピールできたと思うんですけれども、準決勝、決勝は落ちていったかなと思います。後半の苦しい時に、もうひと踏ん張りできるような力を選手権、プリンスまでに身に着けていきたい」。活躍することができたが、このままではいけないという思いがある。優勝に満足することなく、さらなる成長を果たしてチームの苦しい時に活躍できる選手になる。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2017

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