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「福島復旧・復興祈念ユース大会」100パーセント追求する大阪桐蔭は距離感、判断良い戦いで神村学園に完勝も、猛省

ゲキサカ / 2017年8月7日 7時16分

 相手のメンバーがベストではなかったとは言え、大阪桐蔭はCB田中智哉(3年)や寺井、ダブルボランチがパスコースを消し続けてほぼ隙を見せず。全国トップクラスの攻撃力を誇る神村学園を完封し、攻撃面でも判断良くボールを繋ぎ続け、決定機を連発するなど完勝と言えるような内容だった。

 だが、永野悦二郎監督は全く満足していなかった。後半に距離感が悪くなり、チームプレーができなくなったこと、パスミスが計32回あったこと、連続で繋いだパス本数の最長がわずか6本だったことを指摘。「試合前、丁寧さが大事だと言っていたけれど、凄く雑だった。考える量、動きの量、要求も不足しています」(永野監督)。決定機を作りながらも一本を大事にすることなく勢いだけでシュートを放ったり、ミスを厳しく指摘する声も足りなかった。

 今大会、大阪桐蔭のテーマは「プレスを掛け続けて頭脳プレーをしよう」。連続した守備で相手の攻撃を封じ込み、ボールを支配していた。だが、全くボールを奪われることなく攻め、より良い形の攻撃に繋げられるような守りをするなど、全てのプレーをもっと追求し、相手を圧倒するような試合をしなければならない。

 西矢は「相手のキーマンとか高橋大悟を抑えてシュートもほとんど打たせていない。でも、もっと圧倒的に。今年、監督からも大阪圧倒的に勝たないと全国でも通用しないと言われていますし、僕達は勝てているけれども1-0なのでまだまだ。(勝ち続けていることは)自信にはなっていると思うんですけど、満足したら終わりなんで、チャレンジして一つ一つ突き詰めていきたい」と反省し、より一つ一つのプレーにこだわっていくことを誓った。

 インターハイ予選は優勝候補に挙げながらも3位で敗退。選手権で大阪を制し、9年ぶりとなる全国切符を掴むために個々がより何をしなければならないのか考えて、行動に移す。 

(取材・文 吉田太郎)

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