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[MOM2185]清水桜が丘MF山田温人(3年)_勝負どころで見せたランニングとゴール。リーダーが攻守に奮闘

ゲキサカ / 2017年8月15日 18時12分

後半27分、清水桜が丘高のゲーム主将MF山田温人が左足でゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.15 adidas Cup2017大阪GL 希望が丘高 0-4 清水桜が丘高 J-GREEN堺]

 勝負どころの試合終盤に彼のランニングが効いていた。後半27分、清水桜が丘高は敵陣でボールを奪うと、速攻をスタート。ボランチの位置から左中間を駆け上がったMF山田温人(3年)がMF古長谷千博(1年)のラストパスを引き出すと、そのまま左足シュートを決めて勝負の行方を決める3点目を奪った。

「(攻撃の)厚みを増やしたい。ボランチからも越えて行って常に攻撃参加できれば、よりゴールの確率は上がるのでそこは意識していました」という山田のファインゴール。得点シーンの前から、良い形でボールを奪った際に幾度もスプリントし、シュートシーンにも絡んでいたMFが特長を発揮して勝利を決定づけた。

 プリンスリーグ東海でも2得点しているMFはこの日、「球際で強く行くところを心がけている」という守備の部分でも責任感を持ってボールを追い、体を張って相手の攻撃を潰すなど奮闘。4-0での勝利に攻守において貢献していた。指揮を執った片瀬晴城顧問も「良く頑張っていた。点も取ったし」と評価。その山田は試合後、「攻撃の面でも、守備の面でも、周りを動かして、どうすればチームがやりやすいかを考えて、もっとやっていかないといけない」とより高いレベルのプレー、声がけをすることを誓っていた。

 エースMF白井海斗主将(3年)が前々日までSBSカップ国際ユースに出場していたため、今大会は副主将の山田がキャプテンマークを巻いている。白井不在で臨んだ石川遠征での結果が芳しくなく、「悔しかった」という山田は今大会、非常に強い意欲を持って挑戦。そして、チームを3連勝、準決勝へ導いている。
 
 その山田について白井は「チームのことを考えてやっているし、前のことも、後ろのことも気にして自分も献身的にやっているので僕も刺激になる。もっと自分もやらなければと刺激を受けました」。チームに影響を与えるほどのリーダーシップを見せている山田はこのadidas cup大阪大会で「これまでやってきたことを全部詰められるように」こだわってプレーし、今後のプリンスリーグ東海や選手権予選に繋げる。

(取材・文 吉田太郎)

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