1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[UAチャレンジカップ]1年生3人スタメン起用の浦和東が埼玉県勢対決を制し決勝へ

ゲキサカ / 2017年8月18日 21時27分

先制点をアシストしたMF水野尋希(3年)がFW横田遥人(2年)とハイタッチ

[8.18 アンダーアーマーチャレンジカップ準決勝 慶應義塾志木0-4浦和東 いわきFCフィールド]

 高校12チームが参加する「アンダーアーマーチャレンジカップ2017 SUMMER」が18日、大会2日目を迎え、午後にはいわきFCフィールドで準決勝2試合を行った。第1試合では「リーグ1」を首位通過した慶應義塾志木高(埼玉)と、「リーグ2」の2位ながら2位チームの成績最上位で4強入りした浦和東高(埼玉)が対戦。今年の総体埼玉県予選の3回戦で対戦した両チームが再び相まみえ、浦和東が4-0で快勝した。

 総体予選でも3-1で勝っており、リベンジを狙う慶應義塾志木を返り討ちにした浦和東の鈴木豊監督は「うまく点が取れただけ。やっぱりロングスローやセットプレーは怖かったし、そこで失点しなかったのが良かった」と、スコアほどの差はなかったと指摘。前後半の立ち上がりに効率的にゴールを奪う試合展開も大きかった。

 前半8分、MF水野尋希(3年)のスルーパスに反応したFW横田遥人(2年)がPA内右に飛び出し、右足でニアサイドを破る先制点。アンカーを置く4-3-3でスタートした慶應義塾志木は前半途中から4-4-2にシステムを変更してリズムを変え、徐々に浦和東を押し返したが、得点を奪うには至らなかった。

「1年生を3人連れてきているので、その3人をスタートで使って、いつも使っている選手を後半から使った。こういう緊迫した試合でどれだけできるかを見たかった」という鈴木監督はDF安食龍成(1年)、MF増田乃亜(1年)、FW飛田ハヤート・アリ(1年)を先発起用。増田と飛田は前半のみの出場だったが、安食は3バックの右ストッパー、後半途中からは左センターバックとしてフル出場した。

 そして後半開始から投入されたFW鈴木悠斗(3年)、FW市川雄一(3年)、MF野口滉平(3年)の上級生がしっかり結果を残す。後半7分、右クロスをニアでそらし、ファーサイドに流れてきたボールを鈴木が押し込む追加点。その1分後には野口からパスを受けた市川が豪快な右足ミドルをゴール左隅にねじ込み、3-0と突き放した。

 後半16分にも3選手を交代し、システムも3-4-2-1から4-1-4-1に変更した浦和東。直後の18分には代わって入ったばかりのDF小林雄太(3年)が体を張ったシュートブロックを見せるなど、慶應義塾志木に反撃を許さなかった。後半26分、MF根本駆(3年)が鮮やかなループシュートを決めてダメ押し。4-0の快勝で決勝進出を決めた。

 準決勝の第2試合では延岡学園(宮崎)がPK戦の末、明秀日立(茨城)を破り、明日19日に行われる決勝の対戦カードは浦和東対延岡学園に決まった。グループリーグ第2戦で延岡学園に0-2で敗れている浦和東にとってはリベンジマッチ。鈴木監督は「借りを返したい」と、2年ぶり2度目のアンダーアーマーチャレンジカップ制覇へ意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)
●アンダーアーマーチャレンジカップ2017 SUMMER

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください