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「あのヘッドが代表選出を左右するかどうか(笑)」…C大阪FW杉本、人事を尽くして天命を待つ

ゲキサカ / 2017年8月20日 1時9分

磐田戦で先制点を挙げたC大阪FW杉本健勇

[8.19 J1第23節 磐田 1-1 C大阪 ヤマハ]

 悔しさの方が大きいゲームとなった。「俺が2点目のヘディングを決めていれば…」。前半に先制ゴールを挙げたセレッソ大阪FW杉本健勇だったが、その後の決定機をモノにできずにいると、チームは終了間際の失点で1-1のドロー。クラブ公式ファンサイトが試合後の杉本のコメントを伝えている。

 ヤマハスタジアムで行われた2位C大阪と6位ジュビロ磐田の上位直接対決。他会場の結果次第で首位再浮上の可能性もあった試合で、均衡を破ったのは杉本だった。前半37分、右サイドのMF水沼宏太がニアにクロスを送ると、「今日はクロスに入るところや動き直しを自分の個人としてのテーマに置いていました」という杉本が飛び込み、DF大井健太郎に体を密着されながらも右足でゴール左へ流し込んだ。

「(水沼)宏太くんとも、あのコースを狙うことは話していたし、絶妙なタイミングで素晴らしいボールが来たので、ミートすることだけを考えて、決めることができて良かったです」。狙い通りの高難易度ボレー。杉本はこれが今季14ゴール目となり、J2時代の昨季に記録した1シーズンの自己リーグ最多得点に並んだ。

 しかし「相手にボールを持たれる時間が長かった」という後半は自陣でのプレーが増え、磐田に主導権を握られる。そうした中で杉本に2度の決定機が訪れたが、後半18分のヘディングは左ポストに嫌われ、同28分のヘディングはGKカミンスキーの正面を突いた。「サイドからのクロスは今年チャンスが多いですし、3本に1本は決めないといけない。あのヘディングも『入った』と思いましたし、惜しかったですね」。劣勢の展開で守備陣がゼロでしのいでいただけに、チームを楽にする「もう1点」が取れなかったことを悔やんだ。

 追加点を奪えなかったC大阪は後半41分、MF中村俊輔のショートコーナーのクロスからFW川又堅碁に頭で決められ、土壇場で勝ち点3を取りこぼした。「みんな気持ちは入っていたし、球際のところでもガツガツ行けていました。でも、振り返っても結果は変わらないので、しっかり次の鹿島戦に向けて、どう勝つかというところに切り替えたいと思います」。杉本はゲーム内容を前向きにとらえつつ、次節の首位鹿島との大一番に視線を向けた。

 今節は、24日に控える日本代表のメンバー発表前ラストとなるリーグ戦。直近7試合8ゴールと得点力が覚醒している杉本に対しても当然、初A代表入りの期待が高まっている。「あのヘディングが(選出を)左右するかどうか(笑)」。桜のゴールゲッターは冗談を飛ばしながらも、「俺自身は出し切りましたしやることはやったので、それで選ばれようが選ばれまいが…という気持ちです。もちろん選ばれたいですし、国を背負って戦いたいですけど、最後は(バヒド・ハリルホジッチ)監督が決めることなので、しっかり待ちたいと思います」と、自然体で当日の発表を待つ。
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