1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

テクを磨くより速い!?3か月でサッカーが上手くなる方法を体幹トレーニングの第一人者に聞いてみた

ゲキサカ / 2017年8月23日 6時35分

関東一高など高校年代へのアドバイザーも務める木場克己氏

「体幹」の名を広く知らしめた、体幹トレーニングの第一人者・木場克己氏。現在、長友佑都(インテル)や金崎夢生選手(鹿島)、さらには久保建英(FC東京U-18)、中井卓大といった10代の選手まで、パーソナルトレーナーに指名され厚い信頼を寄せられている。
そしてこの夏、全世界(!?)の中高生に向けた体幹バランストレーニングを木場氏が考案。“1人でできるコソコソ練習=コソ練”として、「3か月でサッカーが上手くなる」動画を週に1回配信していく。考案者の木場氏に、なぜ体幹を鍛えるとサッカーがうまくなるのか? を聞いてみた。
※動画はこちら

技術に関係なくサッカーが上手くなる方法

 最近は「体幹」という言葉が広く認知されるようになりましたが、日々のトレーニングに取り入れて体幹を鍛えている選手は多くないのが現状です。

 抜群にボールコントロールが上手い選手でも、体幹を使えているとは限りません。そういった選手は体幹を鍛えればさらにレベルアップすることができますし、逆に言えば、ボールの扱いが劣っていても体幹を鍛えることで、優れたサッカー選手になれるのです。

 私の元には長友佑都選手、金崎夢生選手らトップレベルの選手も足を運んでトレーニングに励んでいます。彼らは体幹をとバランス筋力を鍛える重要性を、身をもって理解しているからでしょう。
また、最近では海外のビッグクラブや代表チームなども試合前のウォーミングアップにチューブを利用したバランスを整えるために体幹部や殿部、下半身に刺激をいれています。

 今回ゲキサカで紹介するプログラムは、中学生、高校生でもカンタンにやることができるものにしました。というのも、体幹バランストレーニングは育成年代から取り組むべきなんです。それは若干16歳ながらJ1の舞台で戦う久保建英選手が証明しています。久保選手は小学5年生からうちの施設にきていて、U-20W杯では海外の選手にもフィジカルで引けを取ることはありませんでした。J初ゴールとなったC大阪U-23戦のゴール。DFに囲まれているのに重心がまったくブレていない。そしてドリブルで相手を抜ききった後に左足を振り抜ける体の強さ。体幹の効果を現すいい一例だと思います。



 ルーキーながら鹿島で出場機会を増やしている安部裕葵選手も、瀬戸内高時代から体幹バランストレーニングを取り入れている一人。171cmですけど、DFと接触してもドリブルがぶれない。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください