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8月にU-17代表選出の注目SB半田、「自分しかできていない」経験伝えてU-15代表を勝利へ導く

ゲキサカ / 2017年9月19日 17時44分

U-15日本代表の右SB半田陸

[9.15 練習試合 U-15日本代表 1-1 鹿島ユース 中台運動公園陸上競技場]

 リーダーの一人として戦う決意がある。U-15日本代表の右SB半田陸(山形ユース)は8月に2歳年上のU-17日本代表に“飛び級”招集されてチェコ遠征を経験している注目DF。この日の練習試合では攻撃参加の回数を増やし、縦へ切れ込んでクロスも上げていたが、ゴール前の精度、攻撃のコンビネーションの精度向上の必要性を口にしていた。

 MF平川怜(FC東京U-18)やMF喜田陽(C大阪U-18)、そして同学年のFW久保建英(FC東京U-18)らJ3で揉まれている選手たちもいるU-17日本代表でプレーして感じたことは、ボールを扱う技術、ポジショニングの細かな修正といった課題。「とても刺激になりました」という半田は、「早く追いつけるように自分も努力したいと思います」とその世代から得た課題を忘れず、差を詰める意気込みでいる。

 一方で同年代のU-15日本代表ではGK山田大樹(鹿島ユース)ら他の早生まれ選手ととともに、リーダー格を担う。AFC U-16選手権2018予選(9月20日~24日、インドネシア)で19年U-17W杯へ向けた戦いをスタートするチームにおいて、2歳上の世代の代表チームを経験している半田の存在は貴重。本人も「17の代表にも行かせてもらっているので、その経験は自分しかできていないので、そういうところは積極的に発信していこうかなと思います」と力を込めていた。

 U-16日本代表の一員として出場した6月のインターナショナルドリームカップや、山形ユース初の8強、4強入りを果たした日本クラブユース選手権で注目を集めたDFは、抜群の突破力や1対1の強さを発揮し、アジアの舞台で大暴れしたいところ。「1対1で負けないのは当然ですし、プレーで引っ張っていって、声でもみんなが苦しい時間にチームを鼓舞していければいいと思っています」とピッチ内外でチームを引っ張っていく。

 特長である部分をより磨き、「自分のスピードを活かして縦に突破していければ怖い選手になれると思うので、縦にも仕掛けていけるし、中にもいける選択肢の多い選手になれればいいと思っています」と語る半田。その目標へ向けてアジア、世界で少しでも多くの経験を積むこと。「一人ひとりがチームのために走ったり、守ったりできるので、そこは強みかなと思います」という02年生まれ世代を牽引し、まずはAFC U-16選手権2018への出場権を獲得する。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】AFC U-16選手権2018予選

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