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今季初ゴールはごっつあんV弾!!救世主の久保裕也にゲントも“粋な祝福”

ゲキサカ / 2017年9月18日 2時58分

今季初ゴールを挙げたFW久保裕也

[9.17 ベルギーリーグ第7節 オーステンデ0-2ゲント]

 ベルギーリーグ第7節が17日に行われ、FW久保裕也の所属するゲントは敵地でオーステンデと対戦し、2-0で勝利した。3試合ぶりに先発出場した久保は、前半31分に今季初ゴールとなる先制点を記録。後半39分までプレーし、チームの今季初白星に貢献した。

 昨季は互いに優勝プレーオフに進出しながら、前節終了時点でゲントが3分3敗で15位、オーステンデが1分5敗で最下位の16位と、苦しい戦いが続く両チーム。ゲントは4-2-3-1の布陣を採用し、昨季プレーオフのオーステンデ戦2試合で2得点を挙げた久保をトップ下で起用した。

 前半のゲントは相手のヘディングがポストに当たるなど、何度かピンチを迎えたが、その悪い流れを変えたのは久保。前半31分に最終ラインからのアバウトなロングボールにFWママドゥ・シラが走り込み、飛び出した相手GKよりも先に右足で触る。至近距離でブロックされるも、シラ、GK、DFが交錯してボールがこぼれると、久保が素早く反応。PA手前中央から右足で無人のゴールに流し込み、先制弾を奪った。

 久保はヨーロッパリーグ(EL)予選を含め、公式戦9試合目にしてついに今季初得点。クラブ公式ツイッター(@KAAGent)では「彼が帰ってきた!」と、昨季チーム得点王の“帰還”を喜ぶコメントを発した。

 決めるだけのごっつあんゴールだったが、スランプ脱出のきっかけとするには十分だったようだ。久保は直後の前半40分、右サイドから左足でレーザービームのようなピンポイントパスを供給。左サイドのスペースで受けたFWモーゼス・ダディ・シモンはPA内左で倒されながらもノーファウルとなったが、久保がチャンスの起点となる。

 1点リードで前半を折り返し、後半もペースを握るゲント。後半13分には左CKからキッカーのMFダニイェル・ミリチェビッチが変化をつけ、右足でマイナス方向に緩いクロスを送る。PA手前中央でフリーの久保が右足で地面に叩きつけたシュートを放つも、ゴール前の相手DFに跳ね返された。

 久保は1-0の後半39分にMFルイス・ベルストラーテとの交代でお役御免となる。同アディショナルタイム1分には、そのベルストラーテがカウンターから相手GKとの1対1を制し、ダメ押し点を奪取。2-0で相手を振り切ったゲントが待望の今季初白星を飾った。
●海外組ガイド

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