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セリエA初昇格のベネベントに激震…主将にドーピング疑惑、最大4年間の出場停止か

ゲキサカ / 2017年9月24日 12時28分

ベネベントの主将DFファビオ・ルチョーニにドーピング疑惑

 今季クラブ史上初のセリエAに昇格したベネベントに激震が走っている。キャプテンを務めるDFファビオ・ルチョーニ(29)にドーピング疑惑が浮上した。イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

 同紙によると、10日に行われたセリエA第3節トリノ戦(0-1)後にドーピング検査が行われ、ルチョーニからクロステボールの陽性反応が出たという。クロステボールは筋肉増強の効果があり、世界アンチドーピング機関が定める禁止薬物リストに入っている。

 まだ最終的な決定は下されていないため、ルチョーニは試合に出続けているが、1年~4年間の試合出場禁止処分が課せられる可能性がある。29歳のキャプテンは、「私はクラブの医師の指示に従ったまでだ」と無実を主張している。

 ベネベントは5試合を終えて5連敗と苦しいスタート。得点も開幕戦の1点にとどまっており、すでに14失点を喫している。このタイミングでルチョーニを失うのはチームにとって痛いが、応援してくれるファンはもっと落胆しているに違いない。
●セリエA2017-18特集

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