「アウェーだからしょうがない」大迫も守備に奔走、今季初の勝ち点に貢献
ゲキサカ / 2017年9月25日 12時6分
[9.24 ブンデスリーガ第6節 ハノーファー0-0ケルン]
ブンデスリーガは24日、第6節3日目を行い、FW大迫勇也の所属するケルンは敵地でハノーファーと対戦し、0-0で引き分けた。5試合連続で先発した大迫は2トップの一角に入ったが、守備的な戦術の中で守備に奔走。チームは4試合連続の無得点に終わったが、守備陣が今季初の無失点に抑え、開幕からの連敗を5でストップした。
3-5-2の2トップで先発した大迫だが、「2トップで入ったけど、『2トップではダメだ』とキャプテンと話して、すぐに1トップとトップ下みたいになった」と、下がり目の位置で中盤のスペースを埋める役目を担った。
「後ろに3枚いるから中盤が空くので、そこをしっかり。『これで勝ち点を取ればいいから』という話はした」。前半から劣勢を強いられるも、前半31分のピンチはGKティモ・ホルンがビッグセーブ。スコアレスで折り返すと、後半18分にはMFレオナルド・ビッテンコートの左クロスに大迫が左足で合わせる決定機もあったが、相手GKの好守に阻まれた。
この日唯一の好機を生かせなかった大迫だが、「今日はすごく難しかったし、やりづらかった。ボールを持ってもサイドに人数が少ないから、なかなか出すところがなかった。縦一本か、落とすしかなくて、サイドの選択肢がなかったので難しかった」と、率直に試合を振り返った。
「守備的でしたね、今日は。アウェーだからしょうがないかなと」。開幕から悪夢の5連敗。5試合で1得点、13失点と苦しい試合が続いていたケルンだが、割り切って守備に徹し、今季初の勝ち点をもぎ取った。攻撃陣としては4試合連続の無得点と厳しい状況が続くが、初の無失点、初の勝ち点を次につなげられるか。次節は10月1日、ホームにライプツィヒを迎える。
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