[MOM2225]清水桜が丘MF白井海斗(3年)_先制FKに加えて決勝アシスト!一際輝いた“静岡の逸材”は選手権へ気合も十分
ゲキサカ / 2017年10月1日 5時47分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.30 adidas cup Tokyo 清水桜が丘高 2-1 佐野日大高 RKUフットボールフィールド]
鮮やかな右足FKでゴールを破り、後半終了間際に絶妙なスルーパスを通して決勝点をアシストした。一見、コントロールが難しそうな浮き球を3度4度とピタリと止めて、DFの逆を取る形でスルスルとドリブルで相手の守備網に割って入って行く。
そして、細身な身体関係なしに球際でガツンとボールを取り切る守備や、身体を張ったボールキープがチームを盛り上げる。清水桜が丘高のMF白井海斗主将(3年)は是非、上のステージ、世界相手の公式戦でどのようなプレーをするのか見てみたい選手だ。
1年時のインターハイ予選では、5戦8発の大活躍で清水桜が丘を全国へ導く衝撃デビュー。だが、その後は夏冬の全国大会に出場ができないまま、彼は最後の選手県予選を迎えようとしている。個人としては年代別日本代表チームからの高い評価を受けたり、SBS杯国際ユースサッカーで世界相手に活躍もしてきた。だが、チームとしての結果は不足。伝統の8番を引き継ぐエースは、選手権に出ないまま高校生活を終わる訳にはいかない。
「勝ちたいですね」「頑張るしか、無い」。これまでも、そして今後も何度も尋ねられるであろう、選手権への思いを口にした白井は「個人的なところでは点決めたり、点を取らせたり、守備でも貢献して勝ちたい」とチームの大黒柱としての活躍を誓った。
この日は試合開始後、早い段階から「8番止めないと話にならないぞ!」という声。それほど抜きん出たプレーを見せていた白井だが、「最近、あまり練習していなかったんですけど、いつもよりも力を抜いて打つことができました」と自ら獲得したFKを難なく決め、1タッチパス、ミドルレンジからのラストパス、そしてドリブルでも違いを見せつけた。
一方で前半から厳しいチェックを受けていた白井は、DFに身体ごと潰されるシーンも。後半も要所で光るプレーを見せていたが、痛みの蓄積もあって足が重くなったか、ボールを持ちすぎて取られたり、サイドチェンジを狙ったボールの精度を欠くなどボールロストの回数が増えてピンチも招いてしまっていた。最後は1-1の後半35分にスルーパスをMF松下祐也(3年)に通して決勝アシストを記録し、チームを勝利へ導いたが、試合後、本人は反省の弁を口にしていた。
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