ピッチ内外でタフなDF菅原由勢、「チームのために」ポジションに“欲”なし
ゲキサカ / 2017年10月6日 13時0分
インドの劣悪な環境でもタフに戦い抜ける。この地で行われた昨年6月の事前キャンプ、AFC U-16選手権インド2016では体調を崩す選手も出たが、DF菅原由勢(名古屋U-18)は「僕はそんなに“洗礼”っていうのはなかった」と問題なしを強調。今回に関しても「ホテルの環境も申し分ないし、ストレスなく生活できています」と頼もしかった。
AFC U-16選手権インド2016ではチームで唯一、初戦から準決勝イラク(2-4)までの全5試合に出場した。アジア制覇は叶わなかったが、U-17日本代表はこの一年、世界との戦いで実績を積み、自信をつけてインドに戻ってきた。この大舞台での躍進を誓い、「アジアの戦いとは別の戦いになると思うけど、自分たちがやってきた力を出せるかどうかが鍵だと思う。楽しみです」と高揚感をにじませた。
菅原は右サイドバックやセンターバック、ボランチなど複数ポジションを器用にこなすユーティリティープレイヤー。森山監督も「どのポジションでも高いレベルでプレーできる」と絶大の信頼を寄せる。「どの位置でも自分のプレーを出すことができるのは長所」と自身の強みを捉える背番号5は「試合でプレーできる以上は『ここで出たい』という欲はない。チームのために100%力を尽くせたら」とフォアザチームを強調した。
本大会ではこれまで主力だったCB瀬古歩夢が負傷でメンバー外となったが、チームはすでに前に進んでいる。「僕たちは瀬古くんがいなくても日本代表という自覚と誇りを持ってプレーしている。瀬古くんが抜けた“穴”というよりは、それが“新しい味”になってくると思う」。そう力説した菅原は「初戦の重要性を僕たち全員が理解している。ファイナリストに向けて一戦一戦がむしゃらに戦っていく」とまずは8日のホンジュラス戦をにらみ、戦闘モードに入った。
(取材・文 佐藤亜希子)
●U-17W杯インド2017特集ページ
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