先発起用の三好がチーム救う2発!川崎Fが2戦合計5-4で仙台を破り8年ぶり決勝進出
ゲキサカ / 2017年10月8日 16時58分
[10.8 ルヴァン杯準決勝第2戦 川崎F 3-1 仙台 等々力]
ルヴァン杯準決勝第2戦が8日に行われ、川崎フロンターレは等々力陸上競技場でベガルタ仙台と対戦。第1戦は2-3で落としたが、MF三好康児の2ゴール、MF長谷川竜也のダメ押し弾により3-1で勝利した。この結果、2戦合計5-4とし、2009年大会以来、8年ぶりの決勝進出を決めた。なお、11月4日に埼玉スタジアムで開催される決勝戦ではセレッソ大阪と激突する。
初タイトルを目指す両チームのファイナル進出を懸けた準決勝の第1戦は、ホームの仙台が3-2で逃げ切り、先勝した。その試合から互いにスタメン2人を変更し、川崎FはDF板倉滉とMF長谷川竜也に代え、DF登里享平とMF三好康児を先発起用。対する仙台は、第1戦で負傷交代したDF椎橋慧也、出場停止のFW石原直樹に代わってDF平岡康裕とMF古林将太がスターティングメンバーに名を連ねた。
立ち上がりからボールの主導権を握ったのは、3バックではなく4バックに戻してきた川崎Fだった。三好が積極的にボールに絡み、MF中村憲剛やMF家長昭博が攻撃の組み立てだけでなく、裏を狙った動き出しで仙台の守備を崩しに行った。前半13分、味方とのパス交換から中村がPA左に侵入し、角度のないところから左足を振り抜く。22分には、中村が頭でフリックしたボールをPA内に走り込んだFW小林悠が左足ボレー。川崎Fのペースで試合が進むと、その流れのまま先制に成功した。
川崎Fは前半29分、PA右手前でMF森谷賢太郎のくさびのパスを呼び込んだ中村がゴールを背にした状態でPA右へヒールパス。これがゴール前に走り込んでいた三好にピッタリ合い、GKとの1対1を冷静に制して先制点。三好が7月8日のJ1リーグ第18節・鳥栖戦以来、約3か月ぶりの先発起用に応え、川崎Fが2戦合計3-3とし、アウェーゴール差で初めてリードを奪った。
しかし、直後に仙台がゴールネットを揺らす。前半32分、カウンターから右サイドのFW西村拓真がPA右に侵入し、マイナス気味に折り返したボールを古巣対決のMF中野嘉大が左足でゴールに流し込む。失点直後に仙台が追いついたかと思われたが、FWクリスランがGKチョン・ソンリョンへのファウルを取られ、得点は認められなかった。
1点ビハインドで後半を迎えた川崎Fは、3分に右サイドでボールを受けた三好が中央へカットインして左足を振り抜くが、わずかに枠の左。それでも直後の4分に追加点を挙げる。森谷のスルーパスで裏を取ったDFエウシーニョがPA右から右足シュート。GK関憲太郎に当たって中央にこぼれたボールを三好が右足で押し込み、2-0とリードを広げた。
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