豪州を救ったレジェンド…ケーヒルは大一番での抜擢に感謝「信じてくれて嬉しかった」
ゲキサカ / 2017年10月10日 23時23分
オーストラリアの窮地を救ったのは、37歳のレジェンドだった――。
オーストラリア代表は10日にシドニーで行ったロシアW杯のアジアプレーオフ第2戦でシリア代表と対戦し、2-1で勝利した。開始6分に先制を許す苦しい展開だったが、同13分にFWティム・ケーヒルが頭で合わせて同点。2戦合計2-2のため突入した延長戦では、後半4分にまたもケーヒルがヘディングでゴールを奪い、逆転で北中米カリブ海4位との大陸間プレーオフ進出を決めた。相手は日本時間11日朝に決定する。
アジアサッカー連盟(AFC)によると、ホームのオーストラリアはシュート25本。シリアが退場者を出したこともあるが、相手の7本を大きく上回った。ポゼッション率もオーストラリアは76.3%。ただ結果は2-1のため、シリアの健闘が分かる数字ともなった。
しかし内容よりもやはり結果。この試合は勝たなければ何にもならない試合だった。そしてこれまで幾度もオーストラリアサッカー界のレジェンドが、大一番で指揮官の抜擢に応えた。
『ESPN』によると、アンジェ・ポステコグルー監督は「ケーヒルはオーストラリアが誇る素晴らしい選手だ」と賛辞を贈り、ケーヒルも「監督がチャンスを与えてくれた。信じてくれて嬉しかった」と大一番での起用に感謝。「でも誰がプレーするかは関係ない。我々は次のレベルに進まないといけないのだから」と、11月の決戦に向け、頭を切り替えた。
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