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王者チェルシーが“屈辱的な敗戦”…開幕7戦全敗のクリスタル・パレスに初得点&初勝利を献上

ゲキサカ / 2017年10月15日 0時53分

ウィルフレッド・ザハが決勝点を決めた

[10.14 プレミアリーグ第8節 クリスタル・パレス2-1チェルシー]

 プレミアリーグ第8節が14日に行われた。チェルシーは敵地でクリスタル・パレスと対戦し、1-2で敗戦。今季3敗目を喫した。

 前節、マンチェスター・シティに0-1で敗れたチェルシーは、その試合からスタメン4人を変更。FWアルバロ・モラタとMFエンゴロ・カンテが負傷のためメンバーから外れ、出場停止明けのDFダビド・ルイスやMFビクター・モーゼス、MFウィリアン、FWミヒー・バッチュアイがスターティングメンバーに名を連ねた。

 対戦相手のクリスタル・パレスは、成績不振により9月11日にフランク・デ・ブール前監督を解任。新監督に元イングランド代表監督のロイ・ホジソン氏を迎えたが、開幕からここまで無得点で7試合全敗となっている。

 試合はそのクリスタル・パレスが、MFウィルフレッド・ザハを中心に立ち上がりから果敢に攻め込み、前半11分に待望のゴールを奪った。右サイド深くからMFアンドロス・タウンセンドがクロスを上げると、MFヨアン・キャバイエのシュートがDFセサル・アスピリクエタに当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。

 クリスタル・パレスに今季初得点を献上したチェルシーだが、早い時間帯に同点に追いつく。前半18分、MFセスク・ファブレガスの右CKからフリーとなっていたMFティエムエ・バカヨコが打点の高いヘディングシュートをゴール右隅に叩き込み、早々に試合を振り出しに戻した。

 しかし、チェルシーにアクシデント発生。モーゼスが負傷によりDFダビデ・ザッパコスタとの交代を余儀なくされた。

 同点に追いつかれたクリスタル・パレスだが、今日はこれまでとは違う。PA右からザハが惜しいシュートを放つなど、プレミア王者を圧倒。すると前半終了間際に勝ち越しゴールを決める。45分、DFママドゥ・サコが敵陣中央でMFウィリアンからボールを奪い、ザハにパス。ザハがワンタッチで相手をかわし、PA右から右足で流し込んで前半を2-1で終えた。

 後半開始早々にもシュートを浴びたチェルシーは、5分にMFマルコス・アロンソのパスをPA手前中央で受けたセスクが右足を一閃。これは惜しくもクロスバーを叩いた。12分には、あまりチャンスに絡めなかったバチュアイに代えてFWペドロ・ロドリゲス、20分にはウィリアンに代えて20歳のMFチャーリー・ムソンダを入れ、交代カードを使い切った。

 後半28分、チェルシーはセスクの右CKからアロンソがヘディングシュート。これは惜しくもGKフリアン・スペローニに止められてしまう。その後もチェルシーはゴールに迫ったが、19歳のDFティモシー・フォス・メンサーとMFジェイソン・パンチョンを入れて守備を固めたクリスタル・パレスに逃げ切られ、1-2でタイムアップ。最下位のチームに今季初得点&初勝利を許す屈辱的な敗戦を喫した。
●プレミアリーグ2017-18特集

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