お待たせC・ロナウド弾!! ベンゼマも今季初得点のレアル、柴崎不在のヘタフェ撃破

今季リーガ初得点を奪ったレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウド

[10.14 リーガ・エスパニョーラ第8節 ヘタフェ1-2R・マドリー]

　リーガ・エスパニョーラ第8節2日目が14日に開催され、レアル・マドリーがMF柴崎岳が負傷離脱中のヘタフェのホームに乗り込んだ。前半39分に負傷明けのFWカリム・ベンゼマの今季初得点で先制したレアルは後半11分に同点に追い付かれながらも、同41分にFWクリスティアーノ・ロナウドにも今季初得点が生まれ、2-1の勝利を収めた。

　前半11分にレアルがゴールを脅かす。左サイドからDFマルセロが送ったクロスをベンゼマが巧みに落とすと、走り込んだC・ロナウドがダイレクトで合わせたものの、シュートはGKエミリアーノ・マルティネスに阻まれてしまった。同39分、中央でボールを受けたC・ロナウドが右サイドに送ったパスはヘタフェの選手にスライディングでカットされるが、こぼれ球を拾ったベンゼマが独力でフィニッシュまで持ち込み、右足のシュートでネットを揺らしてスコアを1-0とした。

　1-0とレアルがリードしたまま後半を迎えると、後半8分にレアルが波状攻撃を仕掛ける。ベンゼマのクロスの流れからC・ロナウド、FWルーカス・バスケスが立て続けにシュートを放つがともにブロックに遭い、こぼれ球に反応したマルセロのシュートは好反応を見せたマルティネスに弾き出されてしまった。

　すると後半11分にヘタフェが鮮やかなカウンターで同点ゴールを陥れる。左サイドから細かくパスをつなぎ、右サイドから最終ライン裏に走り込んだMFファイカル・ファジルに展開すると、ファジルのグラウンダーのクロスに対し、ゴール中央のFWホルヘ・モリーナがワンタッチで流し込んで試合を振り出しに戻した。

　後半28分にはレアルに決定機が訪れるが、MFトニ・クロースが蹴り出したFKをファーサイドのヘタフェDFビトリーノ・アウトゥネスがクリアミスすると、逆サイドでフリーで待ち構えていたC・ロナウドが狙うも、シュートをジャストミートさせることができず、ボールはゴール左に外れてしまう。だが同40分、MFイスコの浮き球のパスから最終ライン裏に走り込んだC・ロナウドが巧みなダイレクトボレーでネットを揺らし、今シーズン初ゴールを記録。この得点が決勝点となり、レアルが2-1の勝利を収めた。
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