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崖っぷち群馬、東京Vに痛恨の逆転負け…自動降格圏内の21位以下が確定

ゲキサカ / 2017年10月15日 21時36分

群馬の21位以下が確定した

[10.15 J2第37節 群馬1-2東京V 正田スタ]

 ザスパクサツ群馬はホームで東京ヴェルディに1-2で敗戦。これにより自動降格圏内の21位以下が確定してしまった。

 残り6試合となったJ2。勝ち点19で最下位に沈む群馬は、19位の熊本(勝ち点36)、20位の讃岐(勝ち点35)のゲームがこの試合に先立って開催されたため、その状況によっては試合前に21位以下が確定する可能性があった。だが、両チーム敗れたため、その可能性はなくなった。

 それでも残留に向けて勝つしかない群馬は、DF一柳夢吾が15試合ぶり、DF川岸祐輔が24試合ぶりのスタメン。DF坪内秀介が今季3試合目、DF市川恵多が7試合目と、森下仁志監督は大胆な選手起用をみせた。立ち上がりから勢いよく攻め込んだが、なかなかチャンスを作れないでいると、流れは徐々に東京Vに傾く。

 東京Vは、MF渡辺皓太やFWカルロス・マルティネスが惜しいシュートで相手ゴールを脅かすと、前半27分に決定機。自陣からDF平智広が出したロングパスで裏を取ったマルティネスがPA右深くで相手DF、GKをかわす。しかしカバーに戻った坪内に止められ、先制のチャンスを逃した。45分にも華麗なパスワークからPA内に入ったMF安西幸輝が決定的なシュートを放つもクロスバー上に大きく外してしまった。

 7位の東京Vとしても勝ち点3を積み重ねて、J1昇格に望みをつなげたいところ。後半も主導権を握ると、16分に右サイドからDF田村直也が鋭いクロスを供給し、ファーサイドのFWドウグラス・ヴィエイラがヘディングシュート。20分には、カウンターから絶好のチャンスが訪れ、マルティネスのパスをPA右からFW高木善朗がダイレクトで折り返し、MF内田達也が右足で合わせる。しかしこれはゴール左に外れ、東京Vイレブンは頭を抱えた。

 群馬は後半26分、左サイド深くから市川がクロスを上げ、FWカン・スイルがヘディングシュートもライン上で内田にクリアされてしまう。28分には、波状攻撃から立て続けにシュートを放ち、最後のカン・スイルのヘディングシュートはGK柴崎貴広のファインセーブに阻まれてしまう。それでもこれで獲得したCKの流れから待望の先制点を決めた。

 後半30分、右サイドからMF松下裕樹がスピードのあるクロスを入れ、ファーサイドまで流れたボールをMF山岸祐也が右足ボレー。これはうまくミートできなかったが、こぼれ球にいち早く反応したカン・スイルが右足で押し込み、崖っぷちの群馬が均衡を破った。

 しかし東京Vがすぐさま同点に追いつく。後半36分、高木善のクロスに競り合ったドウグラスが一柳に倒されてPKを獲得。ドウグラス自ら右足で蹴り込んだシュートは、GK清水慶記の手を弾いてゴールネットを揺らし、試合を振り出しに戻す。さらに42分、FW梶川諒太の右クロスを内田が頭で合わせ、2-1。土壇場の決勝点により東京Vが逆転勝ちした。

 一方の群馬は、残り5試合で残留ライン20位の讃岐との勝ち点差は『16』となり、自動降格圏内の21位以下が確定してしまった。なお、J2ライセンス保持の関係でJ3の結果次第では、残留の可能性も残されている。
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