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わずか1勝のレスター、WBAとドローも6戦未勝利で降格圏転落…岡崎は出番なし

ゲキサカ / 2017年10月17日 6時10分

レスターはWBAとドロー決着

[10.16 プレミアリーグ第7節 レスター・シティ 1-1 WBA]

 プレミアリーグ第7節の1試合が16日に行われた。FW岡崎慎司が所属するレスター・シティはホームでWBAと対戦し、1-1で引き分けた。ベンチスタートとなった岡崎は出番なしに終わった。

 前節ボーンマス戦はスコアレスドローに終わり、ここまで1勝2分4敗で暫定ながら降格圏18位に沈むレスター。6試合ぶり(2分3敗)の勝利を目指し、前節からスタメン3人を入れ替え、MFアンディ・キングとMFデマライ・グレイ、岡崎に代えて、MFビセンテ・イボラ、MFリヤド・マフレズ、FWケレチ・イヘアナチョをスタメンで起用。イボラはリーグ戦初先発となった。

 前半は互いにチャンスが少なかった。レスターは前半8分、左サイドのPA左角あたりで獲得したFKからマフレズが左足で鋭いクロスを入れたが、誰も合わせることができず、ゴール前を横断した。35分には、DFクリスティアン・フクスのロングスローからPA右に走り込んだDFダニー・シンプソンが右足ボレーで狙うもGKの正面に飛んでしまった。

 対するWBAは開幕2連勝と好スタートだったが、その後は勝利から見放され、3分2敗と調子を落としている。それを物語るようになかなか攻撃の形が作れず、前半17分には、PA左のDFキーラン・ギブスが中央へふわっとした浮き球パスを送り、MFナセル・シャドリが右足ボレー。しっかり地面に叩きつけたが、ゴール左に外れてしまった。

 スコアレスで迎えた後半開始20秒、レスターは1本のパスで右サイドを抜け出したFWジェミー・バーディがGKボーズ・マイヒルと激しく接触。PKかと思われたが、PA右脇のラインギリギリ手前だった。そのFKからマフレズが直接狙い、相手にブロックされたボールをPA左深くにいたDFハリー・マグワイアがヘッドで合わせるもGKマイヒルに弾き出された。

 後半6分にはレスターに決定機。左サイドでバーディを追い越してパスを受けたMFマーク・オルブライトンがPA左へ切れ込みラストパス。中央でフリーとなっていたマフレズが左足を振り抜くが、大きくふかしてしまい、絶好のチャンスを逃した。

 すると、後半18分にWBAが先制点。ゴール正面右で獲得したFKをシャドリが右足で直接決め、均衡を破った。1点を追うレスターは岡崎がウォーミングアップしていたが、29分にイヘアナチョとシンプソンに代え、FWイスラム・スリマニとDFベン・チルウェルを投入。すると、この交代策が奏功する。

 レスターは後半35分、左サイドからチルウェルが上げたクロスをスリマニが頭で落とし、マフレズが胸トラップから右足で流し込み、1-1。試合を振り出しに戻す。37分にはマグワイアが強烈なミドルシュートを浴びせたが決めきれず、試合はそのままタイムアップ。互いに6試合未勝利となった。
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