[MOM475]早稲田大FW岡田優希(3年)_途中出場2発、ドローに持ち込む「シュートではない」AT弾
ゲキサカ / 2017年10月17日 19時0分
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.14 関東大学2部L第17節 早稲田大3-3拓殖大 古河サッカー場]
「シュートではない」とはっきり言い切った。それでも同点ゴールに違いはない。後半20分から途中出場、同38分に1点差に詰めよる反撃弾を奪っていたFW岡田優希(3年=川崎F U-18)はアディショナルタイム3分、右サイドでボールを受けると、ニアサイドを抜くシュートで、早稲田大に貴重な勝ち点1をもたらした。
角度的にはクロスを上げるのが一般的で、岡田も「最初はクロスを狙った」という。拓殖大守備陣もクロスを警戒。そこでニアサイドがぽっかり開いた。「逆にシュートを狙うとあそこが開かなかったと思います。結果論ですけど、最初にクロスを狙いに行って、それが入っちゃったという感じですね。入って良かったです。自分でもびっくりしました」。
前節の日本大戦で初先発。2ゴールを記録して結果を残した。しかし拓殖大戦では再びベンチからのスタートを余儀なくされていた。手ごたえも感じていただけに悔しさはあったが、「そこで自分のプレーが落ちるようではダメだと思った。自分が出来ることを最大限意識してプレーすることを心掛けた」と自らを奮い立たせていた。
岡田は川崎Fの下部組織出身で、2006年の下部組織立ち上げ時より在籍。トップチームでプレーするDF板倉滉やMF三好康児らと小学生の時からともに汗を流した。早稲田大に進学後は、「空中にボールがある瞬間が多い真逆のサッカー」に戸惑うことも多かったというが、ようやく整理がついてきたという。「ボールに関わりながらエリアに入っていくというプレーの幅が広がったかなと思います」と自身の成長にも手ごたえを感じている。
スーパーサブとして結果を残す今季だが、それに満足することはない。「早稲田に入ってスタメンじゃない悔しさを今はすごく味わっている。出たときのエネルギーが今までよりも増していると感じます。でも早稲田を勝たせるためには自分が出なきゃいけないだろうという風に変わってきています。スタメンで出て、1部昇格を自分の力で成し遂げたいなと思います」。
3位中央大との勝ち点差は1。上位同士の直接対決も残っており、痺れるような試合は続く。「だからこそ楽しいですし、自分の力を証明したいですし、証明できると思っている」。大事な終盤戦の戦いへ。早稲田大には勝負強さを持つ強みがある。
(取材・文 児玉幸洋)●第91回関東大学1部L特集
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