エバートン解任のクーマン元監督、ジル獲得失敗に嘆き節

エバートン解任となったロナルド・クーマン氏

　エバートンを解任となったロナルド・クーマン元監督が、アーセナルに所属するフランス代表FWオリビエ・ジルの獲得に失敗したことが自身の更迭につながったと嘆いている。『BBC』が伝えた。

　今夏、チームの主力だったFWロメル・ルカクがマンチェスター・ユナイテッドに移籍。エバートンはルカクに代わる得点源としてジル獲得に迫っていたが、夏の移籍市場では実現しなかった。

　クーマン氏は「ルカクは私たちにとってゴールだけではなく、そのプレースタイルも重要だった」とルカクの“穴”の大きさを訴え、「ジルーは獲得間近だった。移籍が実現しなかったことを受け入れることは難しかった」と嘆いた。

　ジルはFWアレクサンドル・ラカゼットがアーセナルにクラブ史上最高額で移籍した際、出場機会を失われることを恐れ、一時は移籍に傾いた。しかし、最終的には残留を決断したことで移籍は実現しなかった。
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