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10人で今季最多4失点のドルトムント、今季2敗目で首位陥落へ…香川は後半から出場

ゲキサカ / 2017年10月29日 0時34分

後半開始から途中出場したMF香川真司

[10.28 ブンデスリーガ第10節 ハノーファー4-2ドルトムント]

 ブンデスリーガは28日、第10節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でハノーファーと対戦し、2-4で敗れた。3試合連続のベンチスタートとなった香川は1-2の後半開始から途中出場。一時は同点に追いついたが、退場者を出し、今季最多の4失点で2敗目を喫した。

 開幕当初の勢いが止まり、勝ち点でもバイエルンに並ばれた首位ドルトムントはこの日も苦しい展開となった。前半19分、GKロマン・ビュルキが自陣PA内でMFフェリックス・クラウスと交錯し、PKを献上。これをFWジョナタスに決められ、いきなり1点ビハインドを負った。

 それでも前半27分、右CKのセカンドボールをMFヌリ・サヒンが左足でシュート。相手選手のクリアミスをDFダン・アクセル・ザガドゥが左足で押し込み、1-1の同点に追いついた。今季、パリSGから加入した18歳はこの日、センターバックで先発。195cmの長身DFがブンデスリーガ初ゴールを決め、試合を振り出しに戻した。

 ところが喜びも束の間、再び勝ち越しを許した。ハノーファーは前半40分、カウンターからジョナタスが右サイドのスペースに飛び出し、グラウンダーのクロス。これをFWイーラス・ベブが左足でゴール右隅に流し込んだ。

 1-2の1点ビハインドで前半を折り返したドルトムントは後半開始からMFゴンサロ・カストロに代えて香川を投入。反撃に出ると、後半7分、DFマルセル・シュメルツァーの左クロスからこぼれ球をFWアンドリー・ヤルモレンコが左足ダイレクトボレーでゴール右隅に蹴り込んだ。

 再び2-2の同点に追いついたドルトムントだったが、後半14分、1本のスルーパスで最終ラインの裏を取られると、ザガドゥが背後からジョナタスを倒してしまい、一発退場。PA手前でのファウルだったため、PKではなくFKだったが、クラウスが右足で狙った直接FKは鮮やかに壁の上を越えてゴール左隅に吸い込まれた。

 数的不利に立たされたうえに、みたび1点を追う展開となったドルトムント。前がかりになったところをカウンターで突かれ、たびたびピンチを招いたが、ビュルキが好セーブを見せ、4失点目は許さない。香川は3-4-2の中盤でMFマリオ・ゲッツェとダブルボランチを組むも効果的なプレーは見せられず、チームとしても10人で攻めあぐねる時間が続いた。

 後半41分にはカウンターからベブに2点目を決められ、ダメ押しの4失点目。2-4で敗れたドルトムントは2試合ぶりの黒星で今季2敗目を喫した。これで最近3試合で計9失点となり、3試合勝ちなし(1分2敗)と失速。このあと勝ち点で並ぶ2位バイエルン、勝ち点1差の3位ライプツィヒの直接対決が控えているため、首位からの陥落も決まった。
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