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パリSGが開幕4連勝で決勝T進出!4戦17得点で欧州CL新記録達成

ゲキサカ / 2017年11月1日 7時34分

クルザワがハットトリックを記録するなど、パリSGが大量5得点

[10.31 欧州CLグループリーグ第4節 パリSG 5-0 アンデルレヒト]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は10月31日、グループリーグ第4節1日目を行い、グループBのパリSGはホームでアンデルレヒト(ベルギー)と対戦し、5ー0で勝利。開幕4連勝を達成し、他会場の結果により決勝トーナメント進出を決めた。

 今季公式戦14試合で12勝2分と圧倒的な強さを誇るパリSG。12得点0失点で欧州CLグループリーグも3連勝しており、今節で勝利を収めて同組のセルティックが引き分け以下となった場合、パリSGのグループリーグ突破が確定する。

 パリSGはリーグ1第11節・ニース戦(3-0)で出場停止となっていたFWネイマールが万全の状態でスタメンに名を連ねる。また今大会4得点のFWエジソン・カバーニ、今夏加入から全10試合先発出場のFWキリアン・ムバッペを3トップに起用。4-3-3の布陣を敷き、中盤はリーグ1第11節と同様にMFユリアン・ドラクスラー、MFアドリアン・ラビオ、MFマルコ・ベッラッティが並んだ。

 開始30秒からパリSGがチャンスをつくっていく。中盤でボールをカットしたカバーニがムバッペにパスを送り、そのままPA手前からPA左にスルーパス。反応したネイマールが左足シュートを放つが相手GKに阻まれた。するとパリSGは同30分に先制点を決める。

 PA左のネイマールはムバッペからのパスをリターンし、そのまま守備陣を引き付けながらPA中央に走り込む。ネイマールがつくったPA左のスペースにベッラッティが入ってムバッペのパスを受けると、切り返して右足シュート。ゴール右に突き刺し、今季公式戦初ゴールとした。

 前半アディショナルタイム4分過ぎにパリSGが追加点。左CKのキッカーを務めたネイマールはショートコーナーを選択し、リターンパスからPA手前までドリブルで突破するとそのまま右足シュートを放つ。相手GKの左手に阻まれるも力で押し切り、ボールはゴールに吸い込まれた。ネイマールは欧州CL4試合連続得点で今大会4ゴール目としている。

 2-0で前半を折り返したパリSGは後半早々に3点目。後半7分、ネイマールのFKはゴール左隅を狙うが相手GKのセーブに遭って左ポストを叩く。しかしこぼれたところをDFレイバン・クルザワが左足で押し込み、3-0とした。リードを広げたパリSGは同19分、MFアンヘル・ディ・マリア、MFジョバニ・ロ・セルソを投入した。

 ゴールラッシュが止まらないパリSGは後半27分、左サイドのネイマールがアーリークロスを放ち、PA右のDFダニエウ・アウベスが折り返す。PA中央のロ・セルソが相手DFを引き付けると、ファーサイドに流れたボールを再びクルザワが押し込み、4-0とする。同33分には、D・アウベスから始まったパスワークをPA左で受けたクルザワが冷静に左足を一閃。ハットトリックを記録して、ダメ押しの5点目とした。

 パリSGは開幕4試合17得点をマークし、1998-99シーズンにマンチェスター・ユナイテッドが記録した開幕4試合16ゴールを更新。圧倒的な得点力で欧州CL新記録を達成したパリSGが5-0でグループリーグ4連勝とした。また同B組のセルティックがバイエルンに敗れたため、パリSGが残り2試合を残して決勝トーナメント進出を決定している。
●欧州CL17-18特集

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