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決勝を前に杉本健勇が秘める思い「この気持ちは勝ってから話したい」

ゲキサカ / 2017年11月3日 16時40分

決勝に向けて調整するFW杉本健勇

 初の決勝で初タイトルをつかみ取る。埼玉スタジアムでの公式練習を終えたセレッソ大阪のFW杉本健勇は「最高の雰囲気だし、ここまで最高の準備ができた。明日はそれを見せたい」と、4日のルヴァン杯決勝・川崎F戦に向けて意気込んだ。

「決勝だからといってプレーが変わることはない。もちろんタイトルを取りたいけど、勝たないとそれは取れない。目の前の試合に勝つ。シンプルにそのことだけを考えたい」

 3年ぶりのJ1復帰を果たした今シーズンはリーグ戦でも第31節終了時点で3位と、ACL出場圏内につけている。天皇杯でも準決勝進出を決めており、充実のシーズンを送っているが、まだ何も成し遂げたわけではない。

「こういうチャンスは自分のキャリアでも初めて。サッカー人生が続く中、何回もあることではないと思うし、ルヴァン杯のタイトルを取ることに集中して準備したい」

 決勝の相手は2年前に所属した川崎F。ロンドン五輪を控える12年には出場機会を求め、約4か月間の短期で東京Vにレンタル移籍も経験したが、U-15時代からC大阪の下部組織に所属してきた生え抜きのストライカーは、クラブ史上初タイトル獲得へ強い思いも秘めている。

「小さいときからセレッソでプレーしてきて、今までタイトルを取ったことがない。それは自分も見てきたし、いつかトップチームに上がって、自分たちでタイトルを取ることを目標にしてきた。そのチャンスが目の前にあるので、しっかりつかみたい」

 リーグ戦では31試合に出場し、得点ランキング2位タイの19ゴールを挙げているが、ルヴァン杯の出場はない。チームとして若手や出場機会の少ない選手に実戦を積ませる場として位置付けてきたこともあり、グループリーグはベンチ入りせず。今秋以降は日本代表に招集されていたため、準々決勝、準決勝とチームに不在だった。今季初出場がタイトルを懸けた決勝戦。「いろんな気持ちがあるけど、そういうのは置いておいて明日の試合に集中したい」と、チームメイトへの感謝も含め、さまざまな思いを飲み込むと、「この気持ちは明日、勝ってから話そうと思う」と表情を引き締めた。

(取材・文 西山紘平)
●ルヴァン杯2017特設ページ

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