[MOM2276]富山一FW大竹将吾(3年)_プロ行きの相棒に負けじと“生粋の点取り屋”がハットトリック
ゲキサカ / 2017年11月4日 10時14分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.3 選手権富山県予選準決勝 富山一高 4-1 富山国際大付高 高岡スポーツコア]
今年の富山一高は、徳島ヴォルティスへの加入が内定しているFW坪井清志郎(3年)に注目が集めるが、その横にはもう一人、忘れてはならない男がいる。競り合いの強さと得点へのどん欲さが光る9番のFW大竹将吾(3年)だ。
ゴール前で見せる勝負強さは、“生粋の点取り屋”という表現が似合う選手で、この日は前半7分には、MF多賀啓太朗(3年)がゴール前に上げた左CKを頭で合わせて、先制点をマーク。CKからのヘディング弾は、準々決勝の富山中部高戦と同じ形で、「良いボールが来たので、当てるだけだった」と振り返る一撃でチームに勢いをもたらすと、13分には相棒の坪井がチーム2点目をマークした。
ここからは思うように決定機に絡めなかったが、前半37分に二度目のチャンスが訪れた。中盤でのボール回しから、MF高縁海(3年)がゴール前にスルーパスを通すと、大竹はゴール前のスペースでこれに反応。「トラップした瞬間、最初はキヨ(坪井清志郎)の方を見たんですけど、横に相手がいたので止めて、前も向けたので、思い切り振り抜いた」と冷静かつ豪快に放ったシュートがゴールネットを揺らし、リードは3点差となった。
前半39分には、坪井が左サイドから中央へとカットインすると、「アイツにはドリブルがあるので、相手を引き付けている。逆サイドでボールを待っていると転がってくることが多いので、いつも狙っている」と中央右寄りでボールを待った。すると、坪井は4人目をかわしたタイミングでバランスを崩し、「自分は体勢が悪かったので、“任せた”という感じで、より決められるアイツに出した」と大竹へのパスを選択。狙い通りにボールを受けた大竹は、落ち着いてハットトリックを達成した。
「前半は早めに点も獲れたし、攻撃のリズムも良かったと思うけど、後半だけで見ると負けているし、良い所も全くなくて、課題しかなかった」と振り返った後半も、持ち味であるヘディングの強さやキープ力を活かし、起点となるプレーを披露。ただ、「おさまりはしたけど、連携が少なかったり、ゴールに繋がるプレーが少なかった」と反省したように、4点目は奪えず、後半34分に交代でピッチを退いた。
今予選は3試合で18得点をマーク。ひと皮むけた感がある大竹だが、今季は決して納得のいくプレーができていたとは言い難い。春先は腰を負傷した影響もあり、持ち味が出せず。プリンスリーグ北信越では、開幕から毎試合ゴールを続け、得点王に輝いた坪井に遅れをとった。
-
-
- 1
- 2
-
この記事に関連するニュース
-
高川学園の注目ストライカーFW山本吟侍は1G1Aで山口制覇に貢献。悔しさを力に変え「選手権こそは得点王に」
ゲキサカ / 2023年11月19日 19時41分
-
「当たり前に勝つ」 森保ジャパン、アジアの引いた相手に大量得点できた訳【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2023年11月18日 17時50分
-
前半途中から出場の2年生MF三浦悠代が大仕事。昌平に貴重な2点目もたらす
ゲキサカ / 2023年11月16日 11時22分
-
神戸弘陵が悲願の県内三冠達成!! 「彼らの自信になる」と成長を加速させ、全国へと乗り込む:兵庫
ゲキサカ / 2023年11月13日 12時11分
-
[MOM4531]神戸弘陵FW馬場悠平(3年)_努力を続け、「厄介な選手に成長してきた」エースが大一番で1G1A!!
ゲキサカ / 2023年11月13日 12時10分
ランキング
-
1ロシア勢の五輪参加容認 IOC、個人の中立選手で
共同通信 / 2023年12月9日 8時56分
-
2島田麻央 大技2本決めて日本勢初の連覇 ジュニアGPファイナル優勝回数でも“真央超え”
スポニチアネックス / 2023年12月8日 20時3分
-
3FA大谷翔平が搭乗と噂のジェット機にいた人物が別人と判明 カナダ記者「実業家だった」
THE ANSWER / 2023年12月9日 8時13分
-
45球団競合から現役ドラフト移籍 7年越し実現「DeNA佐々木千隼」は「胸熱確定やん!!」
Full-Count / 2023年12月8日 17時59分
-
5大谷翔平 24時間以内に移籍先決断か ブルージェイズが急浮上 米記者「今日は歴史的な1日に」
スポニチアネックス / 2023年12月8日 23時40分
記事ミッション中・・・
記事を最後まで読む

記事ミッション中・・・
記事を最後まで読む

エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
