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[AFC U-19選手権予選]2年後のU-20W杯を目指す戦いがスタート。U-18日本代表はモンゴルに7-0圧勝

ゲキサカ / 2017年11月5日 1時42分

試合のMVPにも選ばれたFW安藤瑞季だが、4得点が1得点になる珍事に「納得いかないっす」首をひねる

[11.4 AFC U-19選手権予選 U-18日本代表 7-0 U-18モンゴル代表 ウランバートル]

 4日、2年後のU-20W杯を目指すU-18日本代表の戦いがモンゴルの首都ウランバートルにて幕を開けた。AFC U-19選手権予選、いわゆるアジア1次予選の戦いである。I組の初戦で地元モンゴルと対戦した日本はFW原大智(FC東京U-18)の先制点を皮切りに7得点を挙げて圧勝。まずは大事な初戦を白星で飾った。

 中1日で3試合を戦うタフな日程を考えて、日本は戦力を分散起用する作戦を採用。FW田川亨介(鳥栖)、MF伊藤洋輝(磐田U-18)ら主軸級の選手たちも温存しながらこの初戦に臨んだ。また、DF阿部海大(東福岡高)が発熱のためにベンチから外れるなど、極寒の環境下での準備段階でコンディションを崩している選手が出ているのもやや不安要素だった。

 そんな中で迎えたモンゴル戦のスターティングラインナップは、GKに大迫敬介(広島ユース)、DFが右から川井歩(広島ユース)、橋岡大樹(浦和ユース)、谷口栄斗(東京Vユース)、荻原拓也(浦和ユース)、中盤の中央に主将の齊藤未月(湘南)と川村拓夢(広島ユース)、両翼に堀研太(横浜FMユース)と郷家友太(青森山田高)、そして2トップには安藤瑞季(長崎総科大附高)と原が入った。

「どんな大会であれ、初戦というのは常に難しい」と影山雅永監督が語ったように、日本は試合の入りでやや硬さも見える。「開催国だけあって非常にモチベーション高く臨んできたし、フィジカル的な強さ、タフネスもあった」(影山監督)モンゴルを攻め切れない流れにあった。だが、「チームとしてもサイドを起点に攻めていこうという狙いだった」(荻原)意図が噛み合い、前半13分に先制点が生まれる。この試合、再三にわたる攻撃参加で左サイドを破り続けた荻原のクロスに、ニアサイドへと走った原が倒れ込みながら足で合わせる。難しい初戦で絶対に大切な先制点をもぎ取った。

 このあともモンゴル守備陣は気持ちを切らさずによく対抗していたが、37分に日本の元気者がこじ開ける。またも左サイド攻撃から安藤がボレーで狙ったシュートはバーを直撃し、さらにGKの背部に当たってゴールイン。これは当初、安藤のゴールとされたが、最終的にオウンゴールの判定に。さらに続く41分にはセットプレーから郷家がヘディングシュートを力強く突き刺し、3-0とリードを広げて試合を折り返した。

 日本は後半の立ち上がり早々の1分にも原が競ったこぼれ球から安藤が決めて4-0とリードを広げる。さらに6分にも安藤がヘディングゴール……と思いきや、またも判定はオウンゴールに。22分にはセットプレーのこぼれ球を谷口がワントラップボレーで決め、41分には交代出場のMF田中陸(柏U-18)のクロスから今度こそ安藤が触ってゴールイン。しかし、これも安藤は触っていないとして、田中のゴールになった(日本側は試合後に記録の訂正を求めたが、認められず)。

 結局、これが最後のゴールとなって試合は終了。後半の終盤には気温が氷点下まで下がる厳しい環境の中の戦いを7-0の大差で制した日本が、予選突破に向けてまずは最初の一歩を踏み出した。次戦は中1日を置いた6日に初戦でタイに1-3で敗れているシンガポールと対戦する。

(取材・文 川端暁彦)▼関連リンク
AFC U-19選手権2018予選

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