実践学園が帝京との延長戦制して決勝進出!関東大会、インハイに続く代表権獲得に王手:東京B
ゲキサカ / 2017年11月5日 19時34分
[11.5 選手権東京都Bブロック予選準決勝 帝京高1-2(延長)実践学園高 西が丘]
第96回全国高校サッカー選手権東京都Bブロック予選準決勝が5日に行われ、2年連続準優勝の帝京高と5年ぶりの全国を狙う実践学園高との一戦は延長戦の末、2-1で実践学園が勝った。
100分間の激闘の末、今年の関東大会とインターハイに出場している実践学園がファイナルへ駒を進めた。前半は東京都1部リーグの優勝を決めた試合で1-1と苦戦している帝京戦ということで警戒しすぎたか、相手のサッカーに合わせてしまう展開に。ロングボールと、セカンドボールを競り合う回数が増えてしまっていた。
帝京はロングボール中心の攻撃ながらも、FW佐々木大貴とMF三浦颯太の両2年生がボールを持つと相手の逆を突くドリブルから一気に前進。実践学園は前半半ばからボールを落ち着かせることができ始めていたものの、21分に先制点を奪われてしまう。
帝京は佐々木が右中間で鮮やかにDFを抜き去ると、左サイドへ展開。クロスをファーサイドのMF松永悠希(3年)が競ったこぼれからMF中村怜央(2年)が右足を振り抜く。これが右前方にいたMF中田廉太郎(3年)の足下へ。冷静なボールコントロールでDFを剥がした中田が、得意の左足でゴールを破って帝京が先制した。
帝京は28分にもFW岡本良太(3年)の右足コントロールショットが右ポストを直撃。38分にも三浦が個人技で実践学園の守りに穴を開ける。また、守備面でもCB菅原光義主将(3年)を中心に個々が球際で身体を張り、相手にクロスを上げさせない守り、シュートを打たせない守りを徹底する。
流れは帝京。一方の実践学園はハードワークを続ける相手の前に苦戦を強いられたものの、前半アディショナルタイム、FW武田義臣(3年)の左CKをファーサイドのDF斎藤彰人(3年)が競ると、最後はMF北條滉太(3年)が右足シュートを決めて同点に追いついた。
深町公一監督が「あれが大きかった」と振り返る同点ゴール。勢いそのままに、後半は実践学園が帝京を押し込んだ。北條とMF浦寛人(3年)を中心にボールを動かしてサイドからチャンスをつくり、セカンドボールも回収。浦が決定機を迎えるなど相手を仕留めようなシーンを作り出していた。
だが、帝京もいい形で攻撃に転じた際には右SB中村祐隆(3年)がシュートで終わったり、サイドからクロスへ持ち込むなど、飲み込まれずに試合を進めていく。だが、実践学園は主将のDF尾前祥奈(3年)が危険の芽を摘み続けるなど得点を許さない。終盤は互いにシュートチャンスを作ったものの、スコアは動かないまま後半終了。決着は延長戦へと持ち越された。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
“サッカーの街”長岡でプレミア初開催。ホーム観衆の前で躍動の帝京長岡が4-0で神村学園を下し、初勝利!
ゲキサカ / 2024年4月15日 20時32分
-
帝京の前に立ちはだかった“矢板の壁”。攻撃力も発揮の矢板中央がプリンス関東1部開幕戦を4-2で制す
ゲキサカ / 2024年4月9日 11時7分
-
帝京は黒星発進も、MF永田煌らが前向きな内容の戦い。“帝京らしさ”を継続し、クオリティの向上と目標達成にチャレンジ
ゲキサカ / 2024年4月9日 2時38分
-
帝京FW森田晃は「10番の差」を痛感した初戦の悔しさを糧に。1本を仕留めて連発、プリンス得点王へ
ゲキサカ / 2024年4月9日 1時37分
-
“雑草”青森山田が自信に繋がる1勝!プレミアEAST開幕戦で市立船橋に2-0勝利!
ゲキサカ / 2024年4月6日 23時59分
ランキング
-
1横浜FM、クラブ史上初のACL決勝進出が決定 数的不利も蔚山とのPK戦“死闘”制す
FOOTBALL ZONE / 2024年4月24日 21時53分
-
2一度は中止の女子版ACLプレ大会決勝、やっぱり実施へ…三菱重工浦和が出場、5月10~12日頃に駒場開催検討
スポーツ報知 / 2024年4月24日 18時37分
-
3大敗の吉井監督「交代のタイミング間違えた」 8失点炎上の二保に謝罪「恥かかせた」
Full-Count / 2024年4月24日 21時36分
-
4阪神・岡田監督は逆転劇口火の糸原を称賛「先頭が塁に出るって言うても、筋書き通りにはなかなかいけへん」
スポニチアネックス / 2024年4月24日 22時56分
-
5日本人1、2位に衝撃「こんな日が来るとは」 大谷翔平と鈴木誠也…米席巻の爆速弾共演
Full-Count / 2024年4月24日 20時16分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください