エジルの並々ならぬこだわり…アーセナルとの契約延長の条件に“背番号10”を要求

メスト・エジルが契約延長の条件に“背番号10”を要求

　ドイツ代表MFメスト・エジル(29)は、アーセナルに残留する条件の一部として“背番号10”を要求しているようだ。英『サン』が伝えた。

　今季終了後の2018年6月にアーセナルとの契約が満了するエジルは、週給30万ポンド(約4500万円)以上を要求しており、契約延長の交渉が難航。マンチェスター・ユナイテッドなどへの移籍も噂されているが、10番のユニフォームを着用できるのであれば、新契約に合意する可能性があるようだ。

　11番のエジルは“背番号10”に並々ならぬこだわりを持っている。ドイツ代表では、FWルーカス・ポドルスキ(神戸)の代表引退により、昨年から10番を引き継ぐことになった。「この番号は特別な意味を持つ。僕が大好きな番号なんだ。(ジネディーヌ・)ジダンや(ディエゴ・)マラドーナ、ペレといったレジェンド達がつけてきた番号だ。10番は僕のプレーメーカーというポジションに合っている」と語っていた。

　また、エジルは彼自身のブランド価値を高めたいと考えている。エジルのインスタグラムのアカウント名は「m10_official」だ。
　
　現在アーセナルでは、MFジャック・ウィルシャーが10番をつけている。昨シーズン、ウィルシャーがボーンマスにレンタル移籍したが、エジルの背番号が変わることはなかった。ウィルシャーも今季限りで契約が満了するため、退団の可能性も報じられているが、エジルは念願の10番をもらい、アーセナル残留となるのだろうか。
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