ブラジル代表DFマルセロ、レアルでの通算300勝&リーガ300戦出場を達成

ブラジル代表DFマルセロがR・マドリーで300勝を達成

　ブラジル代表DFマルセロがレアル・マドリーで通算300勝を達成し、またリーガ・エスパニョーラ通算300試合出場を果たした。5日、クラブ公式サイトが伝えている。

　マルセロは11月5日のリーガ第11節・ラス・パルマス戦(3-0)にフル出場し、自らの記念試合を白星で飾った。今季はリーグ戦8試合に出場して1得点を記録。300勝・300試合出場について「とても幸せ。レアルの歴史の一部になれるのは大きな誇りで、この先何年もここにいたい」と所属クラブへの愛を語り、「1試合だけど僕らは勝ち、リーガ中断を前に落ち着きを取り戻すための重要な勝利になる」とここまでリーグ戦2敗の序盤戦を振り返っている。

　2007年1月7日の18歳でのデビューから着実にクラブに貢献し、優勝回数は欧州チャンピオンズリーグ3回、クラブワールドカップ2回、UEFAスーパー杯3回、リーガ4回、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)2回、スペインスーパー杯3回と輝かしい成績を収めてきた。公式戦では通算422試合に出場し、29得点を記録。クラブの外国人選手出場試合数ランキングで2位になっており、上に位置するのは527試合に出場したロベルト・カルロス氏(12年引退)のみとなっている。

　マルセロは11月の親善試合のブラジル代表にも召集されており、10日には日本代表と対戦する。圧倒的な攻撃力を持ち、スピードに乗ったドリブルで左サイドを切り裂いていく姿は、世界最強の左サイドバックとの呼び声も高い。高い攻撃性の反面で守備力に不安を抱えていたが、近年はその問題も解消されており、日本代表の脅威となり得る存在になっている。
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