ブラジル監督が日本戦の先発11人を予告、ウィリアンは日本の「速さ」警戒

記者会見で日本戦のスタメン11人を発表したブラジルのチッチ監督

　10日の国際親善試合で日本代表と対戦するブラジル代表が9日、試合会場のスタッド・ピエール・モーロワで公式練習を行った。練習後、チッチ監督とFWウィリアン(チェルシー)が公式会見に出席。チッチ監督は質疑応答で日本戦のスタメンを予告した。

　その顔触れは、会見前に行われた練習で黄色のビブスを着用していた選手と完全に一致していた。GKアリソン・ベッカー(ローマ)、4バックはDFダニーロ(マンチェスター・C)、DFチアゴ・シウバ(パリSG)、DFジェメルソン(モナコ)、DFマルセロ(R・マドリー)。中盤はMFカゼミーロ(R・マドリー)、MFフェルナンジーニョ(マンチェスター・C)、MFジュリアーノ(フェネルバフチェ)の3枚で、ウィリアン、FWガブリエル・ジェズス(マンチェスター・C)、FWネイマール(パリSG)が3トップを形成する。

　ゲームキャプテンを務めるウィリアンは「監督の信頼を得てキャプテンを務められることはうれしい」とコメント。チームとしてすでに日本の映像も確認しており、「カウンターに速さがあり、オーガナイズされたチームだ」と指摘する一方で、「自分たちは自分たちのプレーに集中しないといけない」と語った。

(取材・文　西山紘平)
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